先日の情報からもSonyは今年Xperia 5シリーズから最新機種を出さないことを明らかにしました。つまり噂されていたXperia 5Ⅵが今年発表される可能性はなくなった感じで、来年まではXperia 5Ⅴの販売が継続されることになります。
ちなみに事前情報通りであればSonyはXperia 5シリーズの開発を今年の4月頃から中国企業に委託したとの話もあります。今回Sony StoreにおいてXperia 5Ⅴの在庫状況が不安定になっていることが判明したのでまとめたいと思います。
在庫状況が不安定に。
先日の情報からもSonyはXperia 5Ⅴを2025年にかけて継続して販売していくことを明らかにしていたので、今回は改めてSony Storeにおける在庫状況を確認してみました。
ブラック | ブルー | シルバー | |
Sony Store | 入荷次第出荷 | 入荷次第出荷 | ⚪️ |
Amazon | 7点 | 8点 | 10点 |
ヨドバシカメラ(オンライン) | 在庫残少 | 在庫残少 | 在庫残少 |
ビックカメラ | ⚪️ | ⚪️ | ⚪️ |
あくまでも執筆時点での情報にありますが「ビックカメラ」においては在庫が安定している印象です。一方で直販版を扱っている他の小売店においては在庫状況が非常に不安定になっていることを確認することができます。
ただSony StoreとAmazonにおいては今後入荷予定となっています。本来後継機種が登場するのであれば丁度いい在庫状況だったのかもしれませんが、後継機種が出ないことからも入荷させて販売を継続するという流れになるのかもしれません。
とはいえ1年型落ちの機種が新品とはいえ「12万9800円」というのはライバル機種と比較しても高いので今度売上はどんどん鈍化していく可能性があります。
キャリアは厳し目。
また合わせてキャリアの在庫状況を確認すると以下のようになります。
ブラック | ブルー | シルバー | |
docomo | × | × | × |
au | 製品ページ削除 | ||
Rakuten | ⚪️ | – | ⚪️ |
少なくともauとdocomoに関してオンラインショップで購入出来ない状況になっており、auに関しては製品ページ自体が削除されているので今後在庫が復活する可能性はないと判断することができます。
docomoに関しても実店舗における在庫がなくなれば終売という感じに見え入荷する可能性は低いと思います。一方でRakutenに関しては在庫があるというよりは最初から売れていないという印象が強いです。
一括価格で「15万2400円」というのは明らかに高いので当たり前かもしれません。少なくともキャリアに関してはXperia 5Ⅴの継続販売には消極的という感じに見えます。
1年あくこともデメリット。
先日のSonyの発表からもXperia 1Ⅵの売上は拡大していることが判明しており、大きな要因の一つとしてXperia 5シリーズユーザーのステップアップを促進することができたとしています。
Sonyとしてみれば嬉しいことだと思いますがXperia 5シリーズの存在価値がさらに薄くなったと判断することができ、来年に登場するXperia 1ⅦでさらにバランスがよくなっていればXperia 5シリーズから人が流れる可能性があります。
また直近の情報からも今年の4月から中国企業がXperia 5シリーズの開発を開始したとの話です。単純にスマホは開発に一年以上かかることが多いので2025年に新機種が登場するとしても下半期になると思います。
それまでXperia 5Ⅴでどこまでユーザーの興味関心を維持できるのか非常に気になるところです。何よりXperia 5シリーズは存続の危機という感じで、事前情報通りであれば最後にSony製になりそうなので貴重なのかもしれません。