不満が一気に改善。Galaxy Z Fold Special Editionが超欲しい

国内で発売される可能性があるブック型の折畳式機種でみるとGalaxy Z Fold 6とPixel 9 Pro Foldという感じですがグローバル市場でみるとまだ今後新製品が続きそうな予感があります。

何より個人的に興味があるのはGalaxy Zシリーズ初の派生モデルが存在している可能性が高いことです。今回は現時点で判明しているリーク情報を元にGalaxy Z Fold Special Editonについてざっくりとまとめたいと思います。

初の派生モデルが登場に。

Galaxy Z Fold 6は先行レビューを含めると2ヶ月近く使ってきましたが完成度はかなり高いと思います。少なくともGalaxy Zシリーズユーザーが不満に感じていた部分をしっかり改善しています。

一方で他社と比較すると物足りない部分も多く他社に勝つためには根本的な見直しが必要なのかもしれません。その中で自分が不満に感じている部分を大きく改善してくれそうな存在が初の派生モデルです。

事前情報からもモデル番号の語尾に8が採用されていることから歴代Ultraと同じ命名規則を採用しています。つまりGalaxy Z Fold 6には上位モデルとなるGalaxy Z Fold 6 Ultraが追加と予測されていました。

一方でGalaxy Z Fold 6をより大型化した上で薄型化したGalaxy Z Fold 6 Slimが正式発表されるとの予測もあり噂にあるこの2機種が同じ機種なのか別機種なのか不明でした。

ただ直近の情報をみると初の派生モデルの正式名称はGalaxy Z Fold Special Editonになると予測されています。よりリークが増えてきたことで個人的にはかなり期待値が高いので確認していきたいと思います。

まずデザインにおいてついに実機画像がリークしておりGalaxy Z Fold 6をベースにした全体的に角ばったデザインを採用していることを確認でき大きな特徴としては薄型化していることです。

事前情報ではGalaxy Z Fold 6からS-Pen用のデジタイザーをカットすることで最大6mmカットできるとの予測。あとは本体を閉じた状態において11.5mmからどれだけ薄型化できるのか課題と言われていました。

ただ直近の情報を確認するとGalaxy Z Fold Special Editonの本体の厚みは10.6mmです。

他社と比較した場合Pixel 9 Pro Foldの10.5mmには及ばないもののOnePlus Openやvivo X Fold 3 Proと比較して薄型化しており世界トップのHonor Magic V3と比較すれば及ばないもののGalaxy Zシリーズで最も薄い上に他社と比較しても大きく見劣りしないです。

また本体を開いた状態においてGalaxy Z Fold 6は5.6mmに対して4.9mmになるのとの予測です。Pixel 9 Pro Foldの5.1mmよりも薄型化しておりおそらくですがフローティングデザインを採用することでヒンジ部分の幅が地味にあることからもピシッと薄型化出来ていない可能性もあります。

一方で薄型化に貢献している変更点として本体サイズで現時点で詳細は判明していません。ただメインディスプレイは8.0インチでサブディスプレイは6.5インチでアスペクト比は19.5:9を採用していると予測されています。

少なくともアスペクト比とサイズで見ればXperia 1Ⅵに近い感じになり印象が大きく変わります。Galaxy Z Fold 6のサブディスプレイが縦長という印象がなくなり操作性はもちろん視認性もしっかり改善している可能性がありメインディスプレイのアスペクト比も変更される可能性が高いです。

何より大型化していることでGalaxy Z Fold 6対比で重くなっている可能性があります。とはいえ重くなるデメリットよりもディスプレイの視認性の改善というメリットが大きいです。

また直近の情報からもブラックの1色展開で実機画像をみると独特の質感を採用している感じに見えます。事前情報通りであればサイドフレームにチタンが採用されている可能性があるとの予測です。

そのためバックパネル部分もチタンに似たような模様というか雰囲気にしている可能性があります。何より大型化するだけでもGalaxy Z Fold 6に感じている不満が一気に改善することになるかもしれません。

カメラがいよいよ刷新かも。

次に想定外の進化を遂げている可能性があるのはカメラでメインカメラセンサーは200MPと予測されています。少なくともリークしている実機画像をみる限り本体が薄型化した影響もあるかもしれませんがカメラバンプが悪化しておりカメラデザインの影響もあるのか大型化しているように見えます。

実際のところは不明ですが以前より次期Galaxy Zシリーズでは200MPのカメラセンサーを搭載する可能性がある予測されていたので上位モデルに実装されていてもおかしくはないです。

何より本体が大型化していることからも内部スペースはより確保しやすくなると思うのでカメラセンサー自体は大型化しやすくなりセンサーの大型化により消費電力が増加します。

ただ筐体サイズが大きくなれば排熱もしやすくなるので大型センサーを搭載しやすいと思います。現時点での情報ではメインカメラセンサー以外が大型化しているのかは確認することが出来ないです。

ただ実機画像をみる限り望遠はペリスコープを採用していない可能性が高いようには見えます。

何よりSamsungはGalaxy Z Foldのカメラの刷新に消極的にみえGalaxy Z Fold 4からメインカメラセンサーの刷新がなかったのでGalaxy Z Fold Special Editonで刷新ならめちゃくちゃ嬉しいところで単純に考えればGalaxy S24 Ultraと同じHP2を採用する可能性があります。

今までカメラは明らかに物足りない感じなので事前情報通り刷新されるのであれば超楽しみです。一方で現時点でスペックに関する情報はほとんどありませんがGalaxy Z Fold 6がベースかもしれません。

RAMは12GBでストレージオプションに関しては韓国では512GBモデルのみと言われています。搭載SoCはSnapdragon 8 Gen 3の可能性が高くディスプレイサイズに変更はあっても画素密度でみれば同程度になるように表示解像度を調整してくる感じで可変式120Hzの可能性があります。

ディスプレイ輝度もおそらく最大2600nitsの可能性あり気になる部分としてはバッテリーです。本体が大型化するのであればバッテリー容量を増加させることが出来ると思いますがGalaxy Z Fold 6がいまだ4400mAhのバッテリーしか搭載していないことからも消極的かもしれません。

ただ何よりディスプレイサイズが大型化するのにバッテリー容量が一緒だった厳しいところです。Galaxy Z Fold 6のバッテリーテストの結果が11時間30分と折畳式機種の中でもちょい悪めです。

このことからも大容量バッテリーを搭載して電池持ちを改善してくれれば御の字という感じです。その他充電速度が変更されるか微妙なところでバッテリー容量が増えるのであれば最大45Wに対応するかもしれません。

そして防水防塵はIP48で生体認証は電源ボタンに統合された指紋認証の可能性があります。販売地域が韓国と中国に限定されるとの話からもリーク情報はかなり限定的という印象です。

そのため分からないことも多いですがGalaxy Z Fold 6がベースである可能性が高いです。ちなみにS-PenですがGalaxy Z Fold 6のようにディスプレイにデジタイザーはないとの予測です。

そのため全く同じ使い方は出来ないと思いますがとりあえず対応している可能性が高いです。

Samsungが大きな挑戦を。

最後に価格ですが韓国において280万ウォン前後との話でGalaxy Z Fold 6が220万ウォン程度です。そのため割と高めの価格設定で単純に為替に基づいて計算すると日本円で税抜約30万円です。

なので個人輸入しようととなった場合はなんだかんだ35万円以上になる可能性もあるので高いです。ただ販売地域が限定的であることに加え大型化しているのであればコスト増加は仕方ないです。

何より現時点でのリークを見るとスペックもデザインもあまり妥協していない印象を受けます。だからこそ個人的には面白いと持っており最初からこれを出してほしいと思っちゃいます。

おそらく日本で発売される可能性は低いと思いますが本当に発売されたら絶対欲しいです。むしろGalaxy Zシリーズは今までソフトはかなり強くて完成度はかなり高いけどハードは他社と比較して物足りなかったのがGalaxy Z Fold Special Editionでひっくりかえるかもしれません。

リーク通りであれば今年購入した折畳式機種の中で一番お気に入りになる可能性もあるくらい楽しみでGalaxy Z Fold Special Editonを開発するために培った技術は来年に登場するGalaxy Z Fold 7に活かしてくる可能性があるので今から非常に楽しみです。

ちなみにSamsungの幹部は次期Galaxy Zシリーズで薄型化を最優先させることを指示したとの話です。また直近の情報によると折り畳んだ時の厚みは9mm前後が目標になるとも予測されています。

実際のところはGalaxy Z Fold 7に間に合うのか不明ですが今後一気に薄型化進むかもしれません。一部情報によるとSamsungが折畳式機種の薄型化に消極的な理由の一つとしては耐久性の問題です。

もちろん技術的な問題があると思いますがSamsungが求める耐久性を担保しつつ薄型化は難しいとされています。少なくとも中華メーカーのようにプロトタイプに近い感じで製品化は出来ないとの話です。

そして2つ目の理由として薄型化に伴い新たに採用されるコンポーネントの生産品質と言われています。やはり薄型化するにはコンポーネントを大きく見直す必要があり大量生産の実績もなければ品質管理や発売以降の不具合に繋がるためSamsungも判断しきれなかったと言われています。

ただGalaxy Z Fold Special Editionでそれらリスク踏まえて冒険するのは嬉しいです。やはり何事もチャレンジして貰わないと技術を進化させるのは難しく何よりも保守的になりがちです。

こう考えるとSamsungにとってGalaxy Z Fold Special Editionはかなり挑戦的です。

まとめ。

今回は想定以上にGalaxy Z Fold Special Editionが楽しみになってきたので現時点でのリークをまとめてみましたが個人的には今までの不満が一気に改善されそうで楽しみです。

シェアがかなり厳しくなっており先日正式発表されたHuawei Mate XTの予約件数をみると今年通期でシェア1位を獲得出来ない可能性も出てきたからこそ頑張ってほしいところです。

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