実際に使っていてXperia 1Ⅵの電池持ちはかなり優秀であることを実感できます。また充電開始30分で50%充電できることを考えるとSonyの公式発表通りであればフル充電から30分の充電を一度挟むだけで3日間はもつことになります。
現行シリーズになってから電池持ちが改善してきたとはいえ、発熱と電池持ちの悪さは大きなデメリットの一つでした。ただXperia 1Ⅵでしっかり改善したからこそ評判も上々なのかもしれません。
今回RedditにおいてXperia 1Ⅵの電池持ちについて投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
電池持ちは悪いのか?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
Xperia 1 VIを購入したばかりで、2週目です。すべてのレビューは2日間のバッテリー寿命について絶賛していますが、ほぼ一定のWi-Fi接続でも、丸一日持続させるのに苦労しているようです。
上記のスクリーンショットは、午前8時に90%のバッテリーで開始し、午後11時に20%のバッテリーが残っている日です。電話はほぼ一日中 Wi-Fi に接続されていました。 Wi-Fi に接続せず、4G / 5G に依存する日には、電話はおそらく約 10 時間しか持続せず、おそらく 3 ~ 4 時間のスクリーン オンタイムです。
少なくとも投稿者の使い方だとスクリーンオンタイムは4時間程度となれば電池持ちが悪いという印象です。とはいえどんなに電池持ちが良い機種であっても消費電力がかなり多い「カメラ」と「マップ」を使えば電池持ちが悪くなるのは正直当たり前かなと思います。
逆にXperia 1Ⅵより電池持ちが悪い機種で同様の使い方をした場合に、スクリーンオンタイムはさらに短くなる可能性があります。逆に投稿者の使い方で電池持ちに満足できる機種はかなり限定的なのかなと思います。
ちなみにGoogle Play Serviceの消費電力などが多いことを確認出来ないことからもソフト関連のバグは発生していない可能性があると思います。あくまでも推測に過ぎませんが電池持ちが悪い原因になっているとすれば通信接続時の消費電力が多いという感じです。
以前よりXperiaは通信関連の不具合が発生しやすいので、この個体でも発生しているのであれば「マップ」などで必要以上に消費している可能性もあります。
発熱はやはり天敵。
少なくともXperia 1Ⅵをみる限り、Snapdragon 8 Gen 3のパフォーマンスを最大限発揮することよりも最適化することを優先しているように見えます。その結果発熱を抑制しつつ電池持ちの改善に貢献している印象を受けます。
とはいえ限界があるという感じで特に外気温は要注意です。流石に真夏を過ぎたので頻度は減ってきましたが東京で見ると最高気温が「35度」を超えている日もここ1ヶ月でみれば多々ありました。
また大通りや高層ビルが集中的に建っている場所であればと最高気温より高くなっている可能性もあります。そして多くのスマホは35度以下で使うことが推奨されており、それ以上の外気温になると適切に動作出来ない可能性があります。
その結果発熱しやすくなり消費電力も増えれば電池持ちも悪化します。どうしても本体価格が高くなるとどんな状況でもマルチに使えると思っている人が多いですが、これは本体の価格はほとんど関係ありません。
何よりこの辺はユーザー自体が使い方を見直す必要があり、今回の投稿にあったカメラやマップを多用する人は端末自体に電池持ちを求めるよりもモバイルバッテリーなどをサポートを考えた方が効率的だと思います。