9月4日にGoogle Pixel 9 ProとGoogle Pixel 9 Pro Foldが発売されることで今年の新型Pixelは一通り出揃う感じになりますがやはりGoogle Tensor G4のベンチマークスコアからも批判の対象になっています。
ちなみにYouTubeではベンチマークスコアと本体価格から評価しないレビューなんて信用出来ないとのコメントも頂いています。結局のところ中華メーカーの戦略からも「ベンチマークスコアが高い=絶対正義」と認識しているユーザーが多い印象です。
だからこそか来年登場するPixel 10シリーズに期待しているユーザーも多い印象です。今回Google StoreのストアクレジットからPixel 10シリーズは来年の8月中に発表される可能性が高いことが判明したのでまとめたいと思います。
遅くても8月には正式発表に。
先日には「Google Pixel 9」をGoogle Storeで購入したので購入特典として2万4200円分のストアクレジットを貰うことが出来ました。注目すべきはストアクレジットの有効期限で「2025年9月1日」となっていることを確認することが出来ます。
記憶違いだったら申し訳ないですがAndroid12の開発の遅れから例年より発表時期が遅れたPixel 6シリーズに関してはストアクレジットの有効期限が延長されたことがありましたが基本は後期機種はストアクレジットがきれる前に発表する流れになります。
Googleとしてもユーザーの囲い込みに加え予約期間内に購入するアーリーアダプターの買い替え促進の狙いもあると思うのでストアクレジットがきれる前に後継機種を出さないと正直意味がないと思います。
何よりストアクレジットの有効期限からもGoogle Pixel 10シリーズは9月1日より前に正式発表されることはほぼ確定したと判断することが出来ます。GoogleがなぜPixel 9シリーズを例年より約2ヶ月前倒しで正式発表したのか分かっていません。
ただ単純に考えればPixel 10シリーズに照準を合わせて今年から調整したと考えた方が整合性がつくように感じます。
準備は早めに始めた方がいい。
良くも悪くもGoogleは毎年ほぼ同じ予約購入特典キャンペーンを行っています。もちろん来年もほぼ同じになるという保証はないですが安く購入したいほと思う人ほど下準備は早めに始めた方がいいと思います。
Pixel 7シリーズあたりまでは全てのユーザーにとって「安い」という価格設定でしたが、世界的なインフレや為替の影響からも価格を維持出来なくなってきています。その中でGoogleに限らずメーカーがとる方法は自社ユーザーを優遇することです。
もちろんシェアを拡大する上では新規ユーザーも重要ですが価格で勝負しにくくなっている状況になると新規ユーザーを獲得するよりも既存ユーザーの買い替えを促進した方が効率的です。
また価格の安さで新規ユーザーを獲得してもブランドロイヤリティが低いので、メーカーとしてはブランドロイヤリティが高い既存ユーザーを優遇するのは当たり前で、国内においてもシェアが拡大してきたからこそ既存ユーザーをより重視する戦略になっていると思います。
なのでGoogleの施策を上手く利用して購入できるかが重要で、よく「高い」と批判されがちですが、そんなユーザーの都合がいい価格設定にメーカーが合わせる必要もないです。
今年で見れば「Pixel 6」の下取り額がすごかったことを考えると来年では「Pixel 7」あたりが有力になる可能性。またPixel 10シリーズが本命だとしてもPixel 9シリーズやPixel 8シリーズを安く購入して繋ぎにして来年の下取りにするなど下準備をして安く購入できるという感じです。
少なくとも直販版において他社と比較してもGoogleほど実質負担金を抑制できるメーカーはなかなかないです。直近の情報からもGoogle Tensor G5はTSMCに切り替わると予測されていますがTSMCへの需要過多から半導体のコストが増加すると言われています。
少なくともSamsungからTSMCへ切り替わるだけでもコストが増加する可能性が高いのに、TSMC自体が値上げとなればさらにコストが嵩む可能性があるので本体価格に影響する可能性があります。
なのでPixel 10シリーズは現行モデルより高くなってもおかしくないです。だからこそ安くほしい人は下準備はかなり重要かなと思います。