一部情報によるとOppoは年内に国内で「Oppo Find X」シリーズの取り扱いを再開することがMVNOの記者会見時に明らかになっています。現時点だとどの機種が国内で展開されるのか不明ですが10月上旬に中国でOppo Find X8シリーズが正式発表される可能性があることを考えると最新機種の展開もワンチャンあるかもしれません。
一方で個人的に気になるのはOppoの折畳式機種の展開です。今回はOppo Find N5が国内展開するのであれば市場シェアをしっかり確保できる可能性があると思うので主観的にまとめたいと思います。
なんだかんだ安くなる可能性。
Samsungは初代Galaxy Foldからau限定かつ1000台限定と当初制限はあったとはいえ初代からしっかりと国内展開をしてくれています。個人的にも何だかんだ全世代購入しており、やはり国内展開されると海外スマホが好きな自分にとっても購入しやすい環境にあります。
また2023年からGoogleはPixel Foldを発売しており国内市場における「ブック型」はPixelとGalaxyとようやく2択になりました。フリップ型に関してはmotoやNubiaなど選択肢が徐々に増えていますがブック型は今まで全然増えなかったです。
つまりGalaxyに興味がないユーザーは折畳式機種に興味があっても手を出せない状況にありました。だからこそOppoに関しては国内市場においてシェアを獲得できるチャンスがあると思います。
ちなみにハードは共通ですがメーカー違いでOnePlus OpenとOppo Find N3が発売されていますが国内にはOppoが進出していることから仮に出るとしてもOppo Find Nシリーズからだと思います。
ITmedia MobileによるとOppoへのインタビューにおいてOppo Find Nシリーズの国内展開について担当者によると「23万円前後になる折畳式機種は簡単に売れない。だからキャリアとの協力は必須」との発言。
個人的には直販版でも「23万円前後」に抑えることができるのであればめちゃくちゃ安いのでは?と思います。このことを考えるとOppo Find Nシリーズが国内で展開されるにあたって価格の安さはアドバンテージになる可能性があります。
Samsungからシェアを奪いやすい状況に。
先日にSamsungがGalaxy Z Fold 6を正式発表した際に今後の販売目標について言及。前モデル対比で10%の成長を目標としておりSamsungによると折畳式機種を購入するユーザーのほとんどは現折畳式ユーザーであることに言及しています。
また市場シェアにおいてSamsungが圧倒的だったことを考えると既存のGalaxy Zシリーズユーザーが満足できるような進化を最新世代ですればいいという判断になります。
そのためスペックで見ると保守的になりがちで新鮮味は感じにくいです。最新世代に新鮮味を感じないとなると既存ユーザーの買い替え促進に繋がらず他社で魅力的な選択肢が出てくれば他社へ買い換えるユーザーも出てくると思います。
来年に登場すると言われているOppo Find N5は折畳式機種では最大となる6000mAhのバッテリーを搭載するとの話。さらにSnapdragon 8 Gen 4の搭載でメインカメラセンサーはおそらくLYT-T808を継続採用の可能性。
少なくとも中華系の中で見ればめちゃくちゃ強いというわけではありませんが国内でみるとGalaxyやPixelよりもハードが強い可能性。その上で価格まで安いのであれば興味を持つユーザーが多いのかなと思います。
だからこそOppoさんには国内展開を考えているのであれば少しでも早くしてほしいと思っちゃいます。