2018年に国内おいてPixelシリーズを初めて展開したGoogleですが長らく売れなかった感じでシェア率は3%前後を推移していたと言われています。一方で2021年に発表したGoogle Pixel 6シリーズ以降一気に注目度が高くなった印象で2023年5月には国内シェア2位まで成長を遂げています。
少なくともここ数年で驚異的な成長を遂げているGoogleですがPixel 8シリーズは為替の影響からも一気に高価格化した印象であまり売れていないというイメージでした。
今回Xiaomi Japanが2024年第2四半期における国内シェアについて言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
シェア2位を維持。
今回同アカウントが以下のようにポストしていることが判明しました。
最近スマホ以外の製品ばかり販売しているシャオミ・ジャパンですが、
2024年の第ニ四半期において、
日本のスマートフォン納入台数のシェア第三位を獲得しました。あくまでも納入台数ですので、
ユーザーシェアにおいてはまだまだ精進が必要ですが、… pic.twitter.com/oG82PryoU8— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) August 6, 2024
あくまでも出荷台数によるとシェア率になりますがXiaomiは2024年第二四半期に国内シェア6%を獲得して3位にランクインしたことを確認できます。成長率で見ると「359%」となっており出荷台数が激増していることになります。
おそらくですがXiaomi 14 UltraやRedmi Note 13シリーズの注目度の高さが今回の数字につながったと思われます。一方で個人的に気になった部分としてGoogleが2位を維持していることで前年対比で37%と成長が鈍化していないことです。
Appleに関しては新製品もなければiPhone SEがない状態で56%のシェアを獲得しているのはちょっと異常です。何より今回のポストをみるとXiaomiが大躍進したのもすごいですがGoogleが好調を維持しているのもすごい。
Pixel 8シリーズが堅調に売れている可能性。
ちなみに2023年第4四半期の数字を確認すると以下のようになります。
メーカー | 出荷台数 | シェア率 |
Apple | 446万台 | 55% |
SHARP | 96万台 | 11.4% |
91万台 | 11.0% | |
Samsung | 40万台 | 4.8% |
京セラ | 39万台 | 4.7% |
第4四半期なのでGoogleはPixel 8シリーズを正式発表していますが市場の反応を見ていると2024年第1四半期からは失速するかなと思っていましたが今回の情報をみる限り堅調に推移しています。
2023年第2四半期は安かったPixel 7シリーズにdocomoも取り扱いを開始したことで絶好調だったPixel 7aの存在と魅力的なラインナップでしたが2024年第2四半期ではそれ以上の数値を獲得していることを考えるとPixel 8シリーズもそれなりに売れている可能性があります。
前モデル対比で値上がりしたとはいえPixel 8aが堅調に売れている可能性が高く、Pixel 8シリーズが想定以上に売れているという感じなのかもしれません。まもなくGoogle Pixel 9シリーズが登場しますが価格次第ではさらに勢いが増す可能性もあります。
いくら為替の影響があるとはいえ流石にPixel 7シリーズからPixel 8シリーズほどのインパクトのある値上げにはならないのかなと思います。最近ちょっとドタバタしているGoogleですがPixel 9シリーズも売り上げをしっかり重ねていってほしいところです。