何を基準に「コンパクトモデル」と定義するかで変わってきますが海外サイトによると本体の縦幅が「150mm」以下の機種をコンパクトモデルと定義した場合に2018年頃には200機種近くあったとされていますが2023年には10機種以下となっています。
2019年の5Gの開始以降コンパクトモデルのニーズは極端に減っており今や絶滅危惧種となっています。むしろ2018年頃は通常のサイズ感だったのが今や「コンパクトモデル」と呼ばれている時点でニッチなニーズになったとも言えます。
今回Digital Chat Station氏によるとvivoはvivo X200 Pro miniというコンパクトモデルを開発しているとの話なのでまとめたいと思います。
コンパクトモデルを開発中。
事前情報によるとマイナーアップデートモデルである「vivo X100sシリーズ」と最上位モデルとなるvivo X100 Ultraの売れ行きが好調であることからもvivoは今後ラインナップ構成をさらに強化する可能性があるとしています。
その中で今回同氏がweiboに以下のように投稿していることが判明しました。
6.3xインチ1.5K小直スクリーン新機、今は無線充電が追加され、高密度シリコン電池は5500mAh以上に設定され、70mm 3X潜望鏡+自研映像チップ、天玑9400全能堆料小鋼砲+1
今回の投稿は一部情報で「vivo X200 Pro mini」と呼ばれている機種のスペックについて言及している可能性があります。SamsungやGoogleのフラッグシップモデルでみると「無印」はディスプレイサイズが小さくコンパクトモデルというイメージがあると思います。
一方で中華系でみると無印と上位モデルのディスプレイサイズにそこまで差がないこともありvivoのフラッグシップの中では「6.3インチ」でもコンパクトモデル扱いになると考えることが出来ます。
直近の情報からもPixel 9やiPhone 16 Proも6.3インチになると予測されており同等のサイズ感の可能性。またバッテリー技術の進化に力を入れているvivoらしいという感じでコンパクトなサイズ感でも5500mAh以上のバッテリーを搭載するとの話。
逆にvivo X200やvivo X200 Proなどは筐体サイズが大きいと思うのでより大容量のバッテリーを搭載する可能性が高いと判断することが出来ます。
コンパクトの定義は変わった。
バッテリー技術の進化で従来と同じバッテリーサイズでありながらバッテリー容量を増加することが可能に。このことからも同氏は今後中華メーカーの一部はコンパクトモデルの開発に積極的になると予測していましたが、その第1弾として登場しそうなのが「vivo X200 Pro mini」ということになりそうです。
何よりiPhone 12 miniのような本当に小さい機種は今後登場する可能性が低いと思います。一部情報によると今の一般的なサイズ感は6.1インチと言われており、これ以下のサイズにしようとした場合はコンポーネントを最適化するためにコストが増加するとの話。
またコンパクトモデルのニーズが限定的であることからもメーカーとしてコストをかけてまで開発したいと思わないのが実情。何より今回の情報通りであればコンパクトやminiと呼ばれる端末でも「6.3インチ」前後になると考えることが出来ます。
さらに先日の情報からもGalaxy S25でも6.3インチになると予測されており今後は6.1インチではなく6.3インチが標準的もしくは小型モデルと呼ばれるようになるのかもしれません。