先日にSonyはXperia 1Ⅵの発売以降2度目のアップデートの配信を開始。最初のアップデートはズーム機能を改善しており先日のアップデートでは待機状態における最低リフレッシュレートを15Hzから30Hzに底上げすることで動作のもたつきなどを改善しています。
一方で最低リフレッシュレートが強化されたということは消費電力も増えます。今回RedditにおいてXperia 1Ⅵの電池持ちを改善させる方法について投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
Always On Displayに不具合?
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
私のGalaxy Fold 5の1時間あたり約0.5〜0.8%と比較して、AoDのバッテリー消耗は、私の携帯電話では1時間あたり2%ではないにしても少なくとも1です。これは、Foldがはるかに明るいAoDとより小さなバッテリーを持っているにもかかわらずです
少なくともGalaxy Z Fold 5と比較するとXperia 1Ⅵの常時表示ディスプレイの燃費が悪いことを指摘しており、さらに以下のようにも投稿しています。
AccuBatteryで監視するときに私が気づくもう一つのことは、AoDがオンのときに電話がディープスリープモードに入ることはないということです。つまり、可能な限り低いパワードロー状態に入ることはできません。ディープスリープモードは通常、通常の睡眠よりもかなり効率的です。
自分の手持ちで見ると常時表示ディスプレイをオンの状態で1日放置しても10%は減っていないことが多いです。このことからも今回の投稿者の個体に何かしらの不具合が発生しているのでは?とも思っちゃいます。
ただ常時表示ディスプレイのオプションをオフにしたら電池持ちの悪さが改善したとしています。そもそもXperia 1Ⅵの電池持ちが圧倒的に良いからこそそこまで気にする必要がないのかなというのが本音です。
ただ特に待機状態において電池の減りが早いと感じたら常時表示ディスプレイのオプションを弄ってみるのはありなのかもしれません。
リフレッシュレートレートの制御が甘い可能性も。
Xperia 5IIで初めて120Hz表示に対応してからXperia 5Ⅴまでは固定式120Hz表示に対応していました。基本は60Hz表示となっており120Hzで表示できる場合は120Hzで表示するという感じになります。
一方でXperia 1Ⅵでは1Hzからの可変式120Hz表示に対応しています。他社のフラッグシップであれば今や当たり前のスペックとなっていますがXperiaにとっては初となっており発売以降発生していたモタつきや今回の常時表示ディスプレイへの影響などチューニングがイマイチなのかもしれません。
何よりSonyにまでそこまでのノウハウが溜まっていない可能性もありえます。やはりディスプレイ自体の燃費が多いことを考えるとディスプレイ周りの不具合は電池持ちに悪影響を及ぼす可能性が十分に考えられます。
直近のアップデートでは待機状態におけるリフレッシュレートの下限値を変更しただけですが今後アップデートを重ねることによって最適化してほしく、ディスプレイ周りの不具合を少しでも改善してほしいところです。