Xperia 1Ⅵ。Pixel 9 Pro XL対比で絶対的に優れている3つのこと

自分のチャンネルでは「Xperia」と「Pixel」の動画を中心に取り扱っていることからもXperiaが好きなユーザーやPixelが好きなユーザーの方が集まっています。その中で地味に気になる方が多いのは「Xperia」と「Pixel」のどちらがいいのか。

Xperia 1Ⅵが発売された時にPixel 8 Proとの比較レビューも考えていましたがPixel 9シリーズ自体が8月に登場することからもスキップしました。今回はXperia 1ⅥがおそらくGoogle Pixel 9 Proより優れている部分について主観的にまとめたいと思います。

ディスプレイの明るさ。

まず一つ目としてディスプレイ輝度ですがピーク輝度やカタログスペックではPixel 9 Pro XLを超えることはないと思います。

少なくともSonyは他社のようにディスプレイ輝度の詳細を明らかにしません。なのでGSM Arenaのレビューを参考にすると自動調節で約1300nitsです。ちなみに現行モデルであるPixel 8 Proは同サイトのテスト結果で1600nitsを獲得しています。

つまりMAX値では現行モデルにも及ばない感じで、リーク通りであればPixel 9 Pro XLはさらに底上げされるので敵うはずがありません。ただそれでもXperia 1Ⅵの方が見やすいと思う理由は平均値の高さです。

屋外などMAX値を求められる環境ではおそらくPixel 9 Pro XLの方が強いと思います。一方でPixel 8 Proを使っていて感じるのはオールシーンで暗くて見にくいと思うこともなければ明るいと感じることもないです。

なので屋外などでは平均値を抑えることで電力効率を改善している可能性。ちなみにPixel 8 ProとXperia 1Ⅵは自分の使用環境ではXperia 1Ⅵの方が圧倒的に明るく感じるので、この流れはPixel 9 Pro XLでも変わらないかなと思います。

電池持ちの良さ。

次に2つ目としては電池持ちで海外サイトのバッテリーテストの結果においてXperia 1Ⅵは17時間27分とめちゃくちゃ優秀なスコアです。同サイトがバッテリーテストの結果を公開している機種の中で歴代2位となっており圧倒的な存在です。

ちなみにPixel 8a含めたPixel 8シリーズは11時間25分前後と約6時間の差があり圧倒的な差です。現時点でPixel 9 Pro XLでどの程度電池持ちが改善するのか不明ですがXperia 1Ⅵを抜かすのは正直無理だと思います。

少なくともExynosをベースにしたGoogle Tensorやハード品質に疑念があるSamsung製の5Gモデムを統合している限りは無理で、来年登場するGoogle Tensor G5からようやく比較できる感じになるのかもしれません。

逆にPixel 9 Pro XLでXperia 1Ⅵを超える電池持ちを実現できるのであれば今まで何をしていたの？という感じになります。

スピーカーの音質。

近年のPixelをみるとスピーカーの音質は世代を重ねるごとに着実に進化している印象を受けますが今までがかなりひどかった印象です。Pixel 9シリーズでどこまで改善するのか定かではありませんが、どんなに頑張ってもiPhoneやGalaxyレベルくらいかなと思います。

個人的にはそこまで到達してくれれば御の字という感じですがXperia 1Ⅵに勝ることはほぼないと思います。今や一般的なニーズとしてスマホ本体のスピーカーよりイヤホンの音質という感じの中でSonyはガチでスピーカーのチューニングをしています。

オーディオ関連に強いSonyがガチで開発していることを考えると他社が出る幕はないかなという印象です。少なくともGoogleがひっくり返せる可能性はかなり低いのかなと思います。

もちろんPixel 9 Pro XLの方が優れている部分もあると思いますが、それは実際に比較してみないと分かりません。ただ今回まとめた3つの部分はPixel 9 Pro XLでひっくり返ることはほぼ不可能かなと思います。