直近の情報からもSonyは今年の後半にXperia 5Ⅵを正式発表する可能性が出てきましたがリークした専用ケースからもXperia 1Ⅵほど分かりやすい進化をしている可能性も低くユーザビリティもそこまで改善しない可能性があります。
何より事前情報通りであればSonyはXperia 5シリーズの開発を中国企業に委託したとされているのでフラッグシップモデル扱いではなくなる可能性があり、Sonyにとって何より重要なのはXperia 1シリーズになると思います。
今回は2025年の上半期に登場する可能性が高いXperia 1Ⅶで絶対期待したいことについて主観的にまとめたいと思います。
拘りのデザインは貴重。
SonyによるとXperiaは専用機ではなく「スマホ」であるからこそスタイリッシュに使えること前提にデザインを設計しているとの話です。そのため持ちやすいサイズ感や重さを意識しておりXperia 1Ⅵではアスペクト比の変更からも横幅が増しましたが192gと最上位モデルの中では軽い方です。
一方で中華メーカーが特に分かりやすいですがカメラを強化するためにカメラ部分がどんどん肥大化しています。デザインとしてみれば主観的要素も強い部分で個人的に問題はありませんがカメラ部分の大型化が原因で一つの弊害が発生しており、それが「充電」です。
少なくともvivo X100 Ultraで見ると有線が最大80Wでワイヤレス充電は30Wとvivo X100 Proより充電速度が遅く、特にワイヤレス充電に関してはカメラ部分の肥大化によって充電コイルが最適化出来ず充電速度が遅くなったと言われています。
今後技術の発達で充電速度は元に戻るかもしれませんが現状のデザインだとワイヤレス充電がしにくいです。
特にスタンド型のワイヤレス充電器と相性が出やすくカメラバンプがひどいほど充電器と本体背面が接地しにくくなるので結果充電出来ないなども。自分は平台タイプを使ってカバーしていますが選択肢があまりなくてちょっと困っています。
この中でXperia 1Ⅵではスタイリッシュなデザインに拘っておりカメラ部分も大きくないからこそワイヤレス充電器との相性も出にくい。ただvivo X100 Ultraなどもそうですがスタンド型の充電器を使いにくい機種こそ「Qi 2」に対応するべきだと思いますが対応機種は現状Androidではなし。
そしてXperia 1Ⅶでは「Qi 2」に対応するべきかなと思います。
アクセサリーによる拡張性を強化。
現状のXperiaの弱点の一つとしてはアクセサリーにあまり選択肢がないこと。少なくともXperia 1Ⅵで用意されている純正アクセサリーは「専用ケース」くらいで基本はサードパーティ製もしくはSonyのカメラ向けのアクセサリーに頼る必要があります。
その一つとして「Vlog Monitor」がありますが手軽にVLOGを撮影できるようにというコンセプトなのにホルダーを用意した上でシューティンググリップを合わせてセットする必要があります。
良く言えばスマホでも本格的に撮影できるといえますが逆にハードルを上げてしまっているように感じます。あくまでも主観ですがXperia 1ⅥでVLOGを撮るならVlog Monitor含めてQi 2に対応することでワンタッチで本体にセットできるようにしてほしいところ。
VLOGを撮りたい人全てがシューティンググリップを使っているわけではなく、Qi 2のアクセサリーが拡大しているからこそ他社含めてユーザーが最も気軽にアクセサリーを揃えられるようにしてあげるのがありかなと思います。
現にXperiaユーザーからもアクセサリーの選択肢があまりないのが寂しいとの声もよく聞きます。ただだからといってSonyがニーズに合わせてアクセサリーを用意する余裕もないと思うからこそiPhoneで対応アクセサリーが拡大しているQi 2を上手く使うべきだと思います。
Xperia 1Ⅶでは充電速度が変わらずともQi 2に対応してほしいところです。