先日にSamsungが新製品発表会を開催して折畳式機種であるGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6に加えGalaxy Buds 3シリーズやGalaxy Watch 7シリーズも合わせて正式発表。
さらに8月にはGoogleが新製品発表会を開催してPixel 9シリーズに加えPixel Watch 3シリーズやPixel Buds Pro 2が正式発表される可能性があります。SamsungはまだしもGoogleに関してはグローバル市場におけるシェアが厳しい中でもエコシステムの強化に力を入れている。
今回はSonyもXperia 1Ⅵと合わせて使える周辺アクセサリーの拡充に期待したい理由についてまとめたいと思います。
Wenaは復活してほしい。
以前Sonyは一般的な「スマートウォッチ」を発売していましたが認知度も低く気がつけば終売に。一方で界隈で根強い人気があったのが「wena」で時計部分は従来のアナログ式でバンド部分だけ「スマートウォッチ」のようにデジタル化している感じでした。
また全ての時計は無理でしたがバンド部分をwenaに切り替えることでお気に入りのアナログ時計をスマートウォッチ化させることが出来ました。ただwenaの基幹となっていた「おサイフリンク」のサービスが終了したことからも合わせて終売になったという感じです。
wenaはXperiaと合わせて使うことを前提としておらず、企画された当時おサイフケータイに対応していなかったiPhoneでも電子決済ができるようにと始まった製品になっています。
そのため初期設定はiPhoneやiPadが必要などコンセプトを考えると当たり前ですがAndroidユーザーからは使いにくかった。一方でwena 3の頃は「Suica」のみですがGoogleアカウントがあれば設定できるようになりXperiaとペアリングすることでカメラのシャッターボタン代わりに使えるなど連携性を強化できるようになっていましたが残念なことに終売に。
正直SamsungやAppleのようなスマートウォッチを開発するのは難しいと思いますがXperiaに合わせたwenaを復活させてほしいところ。強力なエコシステムがなくてもスマホとアクセサリーはメーカーを揃えて使いたいというニーズは一定数あると思います。
一からスマートウォッチを始めるのは今のSonyに厳しいからこそwenaで築き上げたノウハウを上手く活かした上で復活させてほしいところ。
タブレットも欲しい。
Xperia 1Ⅵでコンセプト自体は変わっていなくても以前のような尖りはなくなってしまいました。スマホとしてみれば「王道」の進化を遂げたことでユーザビリティは大幅に改善したとしています。
ただSonyとしての「機材」としてみた場合は物足りない感じで、何より以前の尖りまくったコンセプトと相性がよかったと思うのが「タブレット」です。残念なことに噂はあれどXperia Z4 tablet以降新製品は出ていません。
正直パソコンライクに使えるマルチデバイスとするのではなく究極のエンタメデバイスとして開発すれば相性がいいように感じます。Sonyの現状の余力だとXperia PROシリーズを復活させるのは厳しい感じで何よりスマホだと本体サイズに限りがあるからこそコストも嵩みやすい。
ただタプレットはスマホと比較すれば大きいことに違いはないのでスピーカーとディスプレイを強化したタブレットを出してくれれば面白いように感じます。何よりSonyにしろSHARPにしろ周辺アクセサリーがなくてグローバルメーカーと比較すると寂しいです。
単純に周辺アクセサリーを開発する余力がないということだと思いますが、特にSonyの場合は利益率重視で本体価格が高くてもいいので拘ったものをしっかり出してくれればSonyの想定レベルは売れるのではないかなと思います。