GoogleはGoogle AIをより多くのユーザーに使ってもらえるためかGoogle Photo経由で「消しゴムマジック」を提供しています。また先日の情報からもGoogleは編集マジックなども今後Google Photo経由で提供することを明らかにしています。
今回9To5GoogleによるとGalaxyやPixelに対してGoogleは編集マジックの展開を開始したと報告しているのでまとめたいと思います。
ついに展開を開始。
Googleは以前より告知していましたが今回GoogleはPixelやGalaxyに対してGoogle Photo経由の新たなAI機能を展開したとしています。
- In Tools tab: Magic Eraser, Unblur, Portrait blur, Portrait light
- Suggestions: Sky suggestions
- Adjust: Color pop, HDR effect
- Cinematic photos
- Styles in collage editor
- Video effects
編集マジックに加え上記のAIツールが解放されています。ちなみに編集マジックは無料で利用することが出来ますが編集した画像は月10枚までしか保存することができません。
無制限に保存した場合はGoogle One premium(2TB)を契約する必要があります。ただ編集マジック以外の今回開放されたAIツールは無料で利用することが可能です。
ある意味Galaxyが最強。
おそらくですが「編集マジック」もSamsungの「ジェネレーティブエディット」はGemini Proを利用したオンライン処理であることは共通ですが、Pixel 8 ProとGalaxy S24 Ultraで比較してみるとPixel 8 Proの方が精度が高い印象を受けます。
Galaxy AIを見るとGoogle AIと差別化するためなのか写真や動画の編集機能よりも「リアルタイム翻訳機能」や「メモ機能」が強化されている印象で、今回Google Photo経由で編集マジックが使えるようになったことを考えると今まで弱かった部分を多少なりともカバーできるようになるかもしれません。
Galaxy AIを使いたい場合は純正のアルバムアプリを使って、編集マジックを使いたい場合はGoogle Photoを使うとある意味分かりやすいかもしれません。現時点だとGalaxy AIとGoogle AIの両方が使えるSamsungの一部機種が最強なのかもしれません。
ちなみにGoogle Photoが最新バージョンである「6.85」になっていることで利用可能になるとしています。また今回の情報によるとPixelとGalaxyには開放されているみたいですが他のメーカーの機種にも開放されている可能性があるとしています。
Galaxy S24シリーズが特に魅力的な存在になったのかもしれません。