海外サイトによると「コンパクトモデル」の定義を本体の縦幅が150mm以下の機種とした場合2018年頃は200機種以上存在していましたが2023年で見ると10機種以下とかなり限定的です。
また2018年頃はこのサイズ感が一般的だったこともあり「コンパクトモデル」と呼ばれることもなく、逆に「コンパクトモデル」と呼ばれるようになったということはそれだけ選択肢が減ったとの裏返しでもあります。
今回は自身のYouTubeのコメント欄においてiPhone miniがあまり売れなかった理由について教えて頂いたので簡単にまとめたいと思います。
iPhone SEがあまり売れなかった理由。
すでに価格に関する情報が出てきていることからもAppleは次期iPhone SEの開発を進めている可能性が高く早ければ今年中で遅くても来年には正式発表されてもおかしくないように見えます。
一方でiPhone SE/2022は世界的に見てもAppleの想定を大きく下回る売り上げだったと言われており、中国がロックダウンを繰り返し行っている状況でもiPhone SEはその在庫状況から大きく影響を受けることはなかったとされています。
一方で国内においては「コンパクトモデルが欲しい」という声が大きいにも関わらずiPhone 12 miniやiPhone 13miniが売れずiPhone SEが国内で売れた理由をYouTubeのコメントで教えて頂いたのでまとめると以下のようになります。
miniが売れなかった理由 |
価格が高い |
ディスプレイが小さくて見にくい |
ホームボタン(Touch ID)がない |
電池持ちが悪い |
現場における感覚としてはiPhone 12 miniやiPhone 13 miniを興味を持って来店したユーザーでも半数以上はiPhone SEに流れることが多かったとしており、その主な理由としては上記の4つの理由です。
また店舗に来店させる年齢層は高いということもあると思いますが画面が見にくいため現行シリーズで見ればiPhone 15など6.1インチの「無印」や電池持ちも優先して「iPhone 15 Plus」や「iPhone 15 Pro Max」など大型モデルを最終的に購入していくユーザーが多かったとしています。
逆にiPhone 12 miniやiPhone 13 miniを購入していくユーザーはディスプレイの視認性や価格よりもサイズ感が優先であり少数派だっとしています。何よりコンパクトなサイズ感は魅力的であっても実用面でみるとまだiPhone SEの方がマシと判断したユーザーが多かったんだと思います。
次期iPhone SEは売れるのか?
少なくとも直近の情報をみる限り次期iPhone SEはiPhone 13もしくはiPhone 14をベースにデザインが刷新されると予測されていることからも現行モデル対比で大型化することに違いはありません。
ただ今回の情報を見るとiPhone SEを購入しているユーザーの多くは価格や視認性が重視で「サイズ感」ではないことからも後継機種で大型するといっても「iPhone 15」などと比較すれば別に極端に大きくなるわけではないので問題ない可能性があります。
一方で気になる部分としては「Touch ID」の廃止で次期iPhone SEはシリーズで初のFace IDを搭載すると予測されており、ようやくiPhoneはFace IDで統一されることになります。
ただiPhone SEのユーザーの動向を見るとTouch IDがないことは単純にマイナスなのかもしれません。ちなみに自分の親で見ると特に冬は指紋がなくなるためTouch IDが使えなくなるからFace ID対応のiPhoneに買い替えたら喜んで使ってみました。
自分の親がそうでしたがこれは以外にも使ってみるまでピンとこない可能性もあります。なので当初はマイナスのイメージが強くなる可能性もあり、事前情報通りであればiPhone SEは現行モデル対比で15%程度値上げされると予測されています。
このことからもiPhone 15よりは安いにしろ7万円を超えてくる可能性があり高いと感じるのかもしれません。何よりiPhone SEが正式発表されたらユーザーがどのようなリアクションになるのか非常に楽しみです。