vivoの幹部が明言。vivo X100 Ultraを中国以外で発売する予定なし

先日に正式発表されたvivo X100 Ultraですが事前情報通り望遠が大幅に強化された機種に仕上がっています。実機で試してみる必要があるとはいえ20倍までは実質光学ズームとなっており、さらに20倍の状態でテレマクロとして使えるのは正直ぶっ飛んでいます。

今回Android Authorityがvivo X100 Ultraのグローバル展開について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。

グローバル展開はない。

3月下旬にvivoはvivo X Fold 3シリーズを正式発表した際に、今年はグローバル展開も積極的に行なっていくことを明らかにしていたことからもvivo X100 Ultraも同様にグローバル展開されると期待されていました。

ただ今回同サイトがvivoのトップにインタビューしたところ「現在、中国本土以外でX100 Ultraを発売する計画はありません」とコメントしたことに言及しています。

vivoはvivo X70 Pro+以来最上位モデルのグローバル展開に消極的で、やはりコストの問題があるのかもしれません。vivo X100 Proはグローバル展開されているとはいえヨーロッパで見ると決して安い感じではない。

さらに同社が優先市場となっているインドにおいても決して安くはないことからvivo X80シリーズは過剰在庫になりvivo X90シリーズの発売に大きな影響が出たと言われています。

あくまでも中国で見れば安いですがグローバル展開するとなった時に、多くのユーザーが求めるような価格設定にするのは難しいのかもしれません。とはいえ今年こそはグローバル展開してほしいと思っていたので個人的にはかなり残念です。

vivo X Fold 3 Proはまもなく発表。

一方で先日の情報からもインドネシアなど一部地域で認証を通過していることが判明しているvivo X Fold 3 Proですが一部情報によると6月に正式発表される可能性があると予測されています。

ちょっと情報が錯綜している部分もありますが認証情報をみる限りではvivo X Fold 3のグローバル展開はなくvivo X Fold 3 Proのみになる可能性があると思います。

とはいえ仮にグローバル展開されれば同社初の試みとなっており、vivo X Fold 3 Proを優先するためにvivo X100 Ultraのグローバル展開には消極的なのかもしれません。

やはり端末価格が高い折畳式機種をグローバル展開するのは通常のスマホと比較してもハードルが高いです。個人的にvivo X100 Ultraのグローバル展開に期待できないのは残念ですが、vivo X Fold 3 Proはグローバル展開されれば絶対欲しいと思っているので楽しみです。

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