今月の中旬には正式発表される可能性があるGoogle Pixel 8aですがドイツでリークした小売価格からも値上げされると予測されており、アメリカにおいても現行モデルから$50の値上げで$549になると予測されていました。
ただ直近でリークしたアメリカでの価格を確認すると価格が据え置きになる可能性が高いとの予測。今回はPixel 8aの価格が据え置きになることで今年の後半に登場が予測されているPixel 9シリーズの価格が推測しやすくなったのでまとめたいと思います。
思っていたより値上げされない?
事前情報においてGoogleはPixel 9シリーズで新たに小型のProモデルを追加する可能性が高いこと。さらに廉価モデルであるPixel 8aが値上げされる可能性があることからもPixdl 9シリーズは値上げしやすい環境にありました。
ただ直近の情報通りPixel 8aの価格が据え置きになるのであればPixel 9シリーズの価格は値上げしにくくなった可能性があります。その上で価格を推測すると以下のようになります。
Pixel 9(推測) | Pixel 8 | iPhone 15 | |
$499(Pixel 8a) | $499(Pixel 7a) | $429(iPhone SE/64GB) | |
無印 | $699 | $699 | $799 |
Pro(小型) | $899 | – | $999 |
Pro(大型) | $1099 | $999 | $1299 |
少なくともPixel 8aとPixel 9の価格差や立ち位置を考えるとPixel 9は現行モデルから値上げがしにくく価格が据え置きになる可能性がより高くなった印象を受けます。
一方で新たに追加される小型のProモデル(Pixel 9 Pro)は現行モデルがないため価格は比較的自由ですが、Pixel 9 Pro XLとの価格差に加え他社の小型のProモデルとの価格を考えると$999以下になる可能性がある。
そうなると$899程度が丁度いい感じになり、Pixel 8aからPixel 9 Proまで$200間隔にすればストレージオプションも設定しやすく分かりやすい。となるとPixel 9 Pro XLは$1099あたりが妥当という感じです。
ただ現行モデルでみるとPixel 8とPixel 8 Proの価格差が$300あることに加えライバルであるGalaxy S24 UltraやiPhone 15 Pro Maxが$1299であることを考えると$1199になる可能性もあります。
仮に$1199になるのであれば現行モデル対比で$200の値上げになるので最上位モデルらしくスペックもしっかり強化しやすくなるので値上げと見ればマイナスですが、価格の分スペックも強化もしやすいのでコスパは悪化しない可能性もあります。
国内での価格はそこまで安くない可能性。
執筆時点でGoogle Pixel 8aの国内における価格が不明のため何ともですがアメリカにおいてPixel 9シリーズの価格が魅力的でも国内での価格が魅力的になるかは不明です。
アメリカ | 国内(1ドル=157円で計算) | |
Pixel 9 | $699 | 約10万9000円 |
Pixel 9 Pro | $899 | 約14万1000円 |
Pixel 9 Pro XL | $1099 | 約17万2500円 |
注意点としてアメリカでの価格は州によって税率が異なることからも基本は税抜き価格です。そのため国内価格もさらに消費税が加算されるとイメージした方がいいです。
ちなみにPixel 8シリーズの国内におけるGoogle Storeの価格は税込で1ドル=160円という感じでした。そして2023年10月の為替を確認すると148円前後なので現在より10円近く安かったことになります。
そうなると税込でみた場合Pixel 9シリーズは1ドル=170円くらいで計算した方が現実味があるのかもしれません。Pixel 8シリーズの価格設定がそもそも為替に対して安かったという感じでもないので今の為替で見てもめちゃくちゃ高くなるという感じです。
とはいえ現行モデルより値上げされる可能性がありPixel 9が12万円前後でPixel 9 Proが15万円前後でPixel 9 Pro XLは19万円前後が一つのイメージになるのかもしれません。