GoogleはPixel 9シリーズで同社初の3モデル構成になる可能性があると予測されており、同社の一つの狙いとしては小型のProモデルを追加することでAppleにようにプレミアム路線を強化していく可能性。
「価格」でシェアを拡大してきた一方で、よりよい製品を作るためにも利益は重要なためGoogleにとっても難しい判断だと思います。今回Android PoliceがGoogle Pixel 9 Proの価値について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
貴重な選択肢になる可能性。
縦幅が150mm以下という定義であれば2018年当時200種類近くあったコンパクトモデルですが2023年には10機種以下と選択肢がなくハイエンドに限定すればほぼ選択肢がなくなります。
むしろ2018年当時は今のコンパクトモデルの大きさが標準的だったので、もちろんコンパクトモデルなんて呼ばれておらず、逆に「コンパクトモデル」と呼ばれるようになったことはそれだけ選択肢が減ったからこそでもあります。
そして今回同サイトによるとハイエンドコンパクトモデルが欲しい場合、おそらくiPhone 15 Proがおそらく唯一の選択肢になると指摘しています。昨年までは「Zenfone 10」という選択肢がありましたが今年は後継機種を出さない可能性があり、余計にiPhone 15 Proが有力な選択肢になったとしています。
少なくとも多くのメーカーがコンパクトモデル市場に参入しないのは収益性の悪さでASUSですら維持することが困難になった可能性。何よりAppleが今後iPhone 15やiPhone 15 Proのサイズ感を放棄した場合、さらに大型化が進む可能性があります。
その中で今年の秋に登場するGoogle Pixel 9 Proに対して以下のようにコメントしています。
Google Pixel 9 Proは、Asus Zenfone 10が落ちた場所を拾うことができます。
現時点でPixel 9 Proの詳細なスペックが不明のため何ともですがAndroidの中でハイエンドコンパクトモデルとして非常に貴重な選択肢になる可能性があります。
Galaxyとも違う。
SamsungはGalaxy S23やGalaxy S24を発売していますが、フラッグシップモデルとはいえ一般的に言えば「標準モデル」の扱いになります。なのでPixel 8やPixel 9と立ち位置的には同じになる。
やはり標準モデルという立ち位置だからこそサイズ感と価格が優先でトリプルレンズカメラを搭載しているとはいえズーム性能はイマイチなど表面上整えているだけでiPhone 15 Proなど小型のProモデルとはちょっと違います。
その中でPixel 9 Proはペリスコープを搭載している可能性があり、より大容量のRAMにストレージとAndroidの中では貴重な存在になる可能性あり。もちろんGoogleがどこまで仕上げられるかだと思います。
ただ仕上がり次第ではハイエンドコンパクトモデルが欲しい人にとって希望の星になるのかもしれません。