先日よりXperia 1Ⅵではデザインが刷新される可能性があると話題になっており、Xperia 1シリーズの特徴でもある4Kの表示解像度とアスペクト比21:9が廃止になる可能性があります。
またSonyがこれら特徴を廃止する理由としては、ターゲット層の変更とコストカットのためとネガティブな面が強い。今回RedditにおいてXperia 1Ⅵでアスペクト比が変更された場合のメリットについて投稿されていたのでまとめたいと思います。
ディスプレイスペックの改善。
あくまでも事前情報通りXperia 1Ⅵでデザインが変更されたらという前置きが必要になりますが、まず一つ目のメリットとしてディスプレイ関連のスペックが底上げされる可能性があること。
現行モデルが採用しているディスプレイはSamsung製かつカスタマイズディスプレイだからこそコストが高い。ただ普遍的なアスペクト比にすることでディスプレイのコストを抑えることができれば、スペックをより強化しやすくなります。
アスペクト比の変更で期待できる部分としてはディスプレイ輝度で現行モデルはHDR表示で1000nitsで一部ミドルレンジと同等なので、欲を言えば1200nits以上になってほしいところ。
1000nitsだと屋外でもある程度十分な明るさですが、見にくいと感じることもあるので物足りない。
電池持ちの改善。
次に2つ目としてディスプレイのコストの話と重複してきますが、単純にコストカットをして本体価格を値上げするのを少しでも避けるようにするのか。それともコストが浮いた分スペックを強化してくるのか大きく2択に感じます。
一部情報によると可変式120Hz表示に対応する可能性があると言われており、少なくとも燃費は改善しています。またXperia 1Ⅴは常に4Kで表示しているわけではありませんが2K+に変更されるのであれば可変式と合わせてディスプレイの燃費が改善する可能性があります。
さらにSnapdragon 8 Gen 3を搭載するのであればSoC自体の電力効率が改善するので電池持ちがさらに改善する可能性もあります。また現行モデルよりも幅広になるのであれば内部設計もしやすくなると思うのでバッテリー容量が増やせる可能性もあります。
発熱を抑制できる可能性。
そして近年のXperiaは発熱に悩まされてきましたが、その原因として4K+120Hz表示の最適化が不十分だったこととも言われており、これが2K+になることで最適化をしやすくなる可能性があること。
さらに先ほどの話と重複しますが可変式にしろ表示解像度にしろディスプレイの燃費が改善。加えてSoCの電力効率が改善と、現行モデル以上に消費電力を減らすことが可能になるかも。
消費電力を減らすことができれば電池持ちの改善に加え発熱を抑制できる可能性。またSonyはXperia 1Ⅴの内部デザインではベイパーチャンバーの放熱効果がイマイチだったからこそ採用を見送り。
ただデザインが変更されればベイパーチャンバーを搭載してパフォーマンスの持続性が改善する可能性。今までハードに出来るだけ頼らずソフトで発熱を抑制してきた中ハードも強化できるようになれば更なる安定が期待できる可能性も。
これら3つのことは現行モデルの不満を改善していることに違いはないですが、仮にコンセプトを捨てているのであれば他社の進化と同じで特別感はありません。
その中でユーザーがどのような評価をするのか気になるところです。