8年越しの悲願。Galaxyでついにシームレスアップデートが導入へ

Samsungは近年アップデートにかなり力を入れており、1月下旬より発売されたGalaxy S24シリーズではPixel 8シリーズと同じく最大7年のアップデートサポートに対応。

さらにGalaxy S24シリーズの大きな特徴であるGalaxy AIを新機能で独占させるのではなくGalaxy S23シリーズなど既存機種にも拡張予定とソフトを主軸にどんどんユーザビリティを改善しています。

一方で他社と比較して大きく遅れをとっていたのがアップデート方式。です。今回9To5GoogleによるとGalaxyはついにシームレスなアップデートに対応したと報告しているのでまとめたいと思います。

ようやく導入へ。

Googleは2016年に導入したAndroid Nougatで初めてType A/B方式のシームレスアップデートを導入。この新機能のお陰でアップデートのインストールはバックグラウンドで行うことが可能になりました。

ユーザーとしてはインストール完了後の再起動を好きなタイミングで行うだけでアップデートが完了するという流れ。またGoogleはAndroid 14 QPR 2ではさらに改善を加えアップデート一連の時間を従来の半分程度までに縮小しています。

ただSamsungは長らくシームレスアップデートの導入をスキップしており、アップデートのインストール中は実質使えない状況になっていましたが今回の情報によるとGalaxy A55 5Gでシームレスアップデートが導入されていることが判明したとしています。

少なくとも今後登場するGalaxyに関しては順次シームレスアップデートが導入されていく可能性があります。

既存機種は対応せず?

そして気になる部分としてシームレスアップデートがGalaxy S24シリーズやGalaxy Z Fold 5など既存機種にも拡張されるのか。Googleが2016年にAndroid Nougatで導入した際に、その当時の既存機種はサポートしないことを明らかにしています。

実際にはシームレスアップデートに対応するためのアップデートを用意することが出来れば違うのかもしれませんが、発売時点で対応していない機種に関しては今後対応しない可能性があると解釈することができます。

こうなってくるとGalaxy S24シリーズなどは対応しない可能性があり、フラッグシップで見ればGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6からになるのかもしれません。

先日にGoogleはA/B対応のアップデートのみ今後Androidを対応させることが明らかになっておりSamsungの動向が注目されていましたが、ようやくSamsungも重い腰を上げたという感じです。

一方でなぜSamsungがここまでシームレスアップデートの導入を拒否してきたのかその理由は明らかになっていません。何よりアップデートにおけるユーザビリティが改善するのは嬉しいところです。

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