市場調査会社の統計からもGoogleは国内で急成長中ですが、一方で昨年の10月に発売されたGoogle Pixel 8シリーズは前モデル対比で一気に値上げされたことからも厳し目の評価が多い。
現時点でどの程度売れているのか不明で今後の市場調査結果を待つ必要がありますが、特にPixel 8に関しては厳し目の評価が多いです。今回9To5Googleが行ったアンケート結果からPixel 8はあまり人気がないことが判明したのでまとめたいと思います。
廉価モデルはあまり人気なし。
今回同サイトが行ったアンケート結果において最新機種であるGoogle Pixel 8があまり人気がない可能性が出てきました。今回同サイトが行ったアンケートは「あなたが日常的に使っているPixelはどれ？」というもので同サイトの読者を中心に行われたものになります。
あくまでも同サイトを読んでいる人が回答することが多いことからも一般層よりは最新機種などに興味があるオタク寄りのユーザーが回答することが多いのでどうしても偏りは発生してしまいます。
このこともあり最も得票を獲得しているのはPixel 8 Proで、最新機種かつ最上位モデルであることからも妥当という感じです。またこの手のアンケートに答えるユーザーは上位モデルを所持していることも多く、Pixel 7 ProやPixel 6 Proが上位にランクインしています。
またオタク寄りのユーザーが多いことからも廉価モデルを選ぶユーザーの比率も下がる可能性があり、やはりProモデルよりランクが低いことが多いです。
無印は苦境の可能性も。
また今回のアンケート結果で気になる部分として最新機種であるPixel 8がトップ5にランクインしていないことで型落ちとなるPixel 6 Proよりも人気がないことは割と深刻です。
トップ5にPixel 7がランクインしていることからも決して「無印」に興味がないというわけでもない。少なくとも今回のアンケート結果から見るとPixel 7からPixel 8に買い替えている熱心なファンがそこまで多くない可能性。
つまりそれだけPixel 7と比較するとPixel 8はそこまでの魅力がなかった可能性も。また先日にGoogleはGemini NanoをPixel 8に統合しないことを明らかにしており、今後アップデートを重ねるごとにPixel 8 Proの差別化が進む可能性があります。
なので今後Pixel 8シリーズを購入しようとなった時に、価格が絶対的に優先なユーザー以外はPixel 8 Proを選ぶ可能性があり、Pixel 8のシェアは伸びにくい可能性。
また他の海外サイトが行ったアンケート結果においてPixel 8を購入したユーザーの37%は後悔しているとの調査結果。フラッグシップでありながらもフラッグシップ扱いをしていないGoogleの方針があまり良くないと思われます。
現時点でPixel 9シリーズがどうなるのか不明ですが、今後の無印はどんどん苦境に立たされる可能性があります。
