Galaxy S24 Ultra。致命的なカメラのラグを大幅改善に

一部市場ですでに発売されているGalaxy S24シリーズですが、Galaxy S24 Ultraは発売以降購入者を多いということもあるのか不具合報告も地味に多めです。

一方で先日にSamsungは発売以来最初となるアップデートの配信を開始しており、手持ちの香港版で見れば3月のセキュリティパッチを包括したアップデートと2度目のアップデートも配信されています。

今回SamMobileによるとSamsungはGalaxy S24シリーズのカメラのラグを改善したと報告しているのでまとめたいと思います。

シャッタースピードの改善。

発売当初のGalaxy S24 Ultraはカメラのラグがひどく、ペットなど動体の撮影には全く向かない感じでした。自分の手持ちでも子どもを撮影しようとするとブレまくり到底撮ろうと思えない感じでした。

ただ先日配信されたアップデートでカメラのラグを改善しており、今回の情報によるとSamsungはGalaxy S23シリーズと比較してどの程度ラグが改善したのか詳細を明らかにしたとしています。

Samsungの発表によるとGalaxy S24 Ultraのシャッタースピードは前モデル対比で30%改善していることをアピールしています。さらにメインカメラセンサーだけではなく全ての画角においてのラグが改善されたことをアピールしています。

風景などを撮る時は問題がないと思いますが、動体を撮ろうとなった時は全く別の話で今回の改善は自分のように子どもを撮影するユーザーにとっては嬉しい進化となっています。

カメラ全体が底上げ。

またアップデートによって光学5倍の望遠レンズ光学手ぶれ補正がカバーできる角度の拡大やExpert RAWアプリを使用した上で24MPの撮影が可能になるなど全体的に強化されています。

また低照度の環境における撮影も改善しており、より明るいナイトズーム撮影などSnapdragon 8 Gen 3とAIを組み合わせることで画質の改善に成功。

Galaxy S24 Ultraでは10倍の望遠レンズが廃止になったことで、従来のようにズーム性能に強いと言える機種ではなく、ある意味フラッグシップモデルの中では特徴のないカメラになってしまいました。

だからこそ今回のアップデートのように細部をしっかり底上げして全体的な満足度を高めていかないとユーザーからの評価は厳しくなってしまうのかもしれません。

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