折畳式機種で命運。Oppoは絶望的でXiaomiは初のグローバル展開に

他社と異なりコンパクトさを売りにしたOppo Find Nシリーズは中国市場で上々の売れ行き。一方でフリップ型を採用したOppo Find N Flipシリーズは同社の想定を大きく超える売れ行きとなったためOppo Find N2 Flipからはグローバル展開に。

さらにブック型を採用したOppo Find N3からはデザインを刷新した上でグローバル展開と積極的。ただ今回GSM ArenaによるとOppoはOppo Find N5 Flipの開発を中止したと報告しているのでまとめたいと思います。

フリップ型は終焉へ。

今回の情報によるとOppo Find N3 Flipの後継機種となるOppo Find N5 Flipの開発をOppoが中止した可能性があるとしています。単純に考えれば現行モデルのOppo Find N3 Flipの売れ行きがあまり芳しくないことに。

以前Oppoとvivoが折畳式機種市場から撤退するとの噂がありましたがOppoはこの噂を否定しており、今後も折畳式機種を展開していくことを明らかにしています。

ただ噂を否定したとして売れ行きが深刻というのは今後の展開の見通しも悪くなったことに。また折畳式機種市場自体がまだまだ伸びしろがある状況の中での開発中止はよほど売れ行きが悪いのかもしれません。

一方でOppo Find N3の後継機種となるOppo Find N5は開発を継続しているとの話。つまりグローバル市場においてはOnePlus Open 2として発売されることがあります。

ちなみにOppoはヨーロッパにおいて特許の問題から展開できずにいましたが先日特許問題を乗り越えたことを明らかにしており、次期フラッグシップからヨーロッパでも展開することを明らかにしています。

なのでOppo Find N5は中国などアジア圏に加えヨーロッパでも展開される可能性。こうなってくるとOnePlus Open 2とどう販売地域を分けるのか非常に気になるところです。

ただ別の情報源によるとOppo Find N3が過剰在庫になっていることからも予定より発売時期を遅らせて今年の後半に正式発表されるとの噂もあります。

Xiaomiがグローバル展開に。

また一方でXiaomiは今年の中頃に折畳式機種であるXiaomi Mix Fold 4を正式発表すると予測されていますが、今回の情報によると同社の折畳式機種としては初めてグローバル展開される可能性があることに言及。

既存の折畳式機種は大陸版しかないことに加え、有志が作成しているEU Romもなかったので対処方法はあるにせよGMSは標準搭載されておらず日本語に非対応と使いやすい機種ではありませんでした。

ただ今回の情報によるとグローバル展開されることになるので使い勝手は大きく改善する可能性。先日開催されたMWCにおいてXiaomiは例年と異なりProモデルを発表しなかったです。

また大陸版とグローバル版では数ヶ月のタイムラグが発生するのは当たり前でしたがXiaomi 14 Ultraに関しては2週間程度と大幅に改善しておりマーケティングを変更しています。

折畳式機種市場はSamsungの独壇場でしたが2023年にOppoとOnePlusが刺激を与え、今年はXiaomiの参入とより市場が活性化される可能性があります。

また競争が発生すれば価格も下がると思うので、より多くのユーザーにリーチするようになるのかもしれません。

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