Appleの今後の差別化戦略が優秀。ただただ「値上げ」をしない

先日には国内でも「iPhone 17e」も発売されましたが、ライトユーザー向けのモデルということもあり、そこまで話題になっている印象を受けないです。とはいえiPhone 16eはグローバル全体でもそれなりに売れていたことを考えると今後着実に売り上げを伸ばすかもしれません。

今回Phone ArenaによるとAppleはコスト増加の現状を上手く利用してシェアを拡大する可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。

自社でコストを吸収する可能性。

昨年発売された「iPhone 17」や先日発売された「iPhone 17e」など価格を維持しつつもストレージを2倍に増やしています。国内でみれば為替の影響もあるためiPhone 17は僅かな値上げになっていますが、アメリカでは据え置きになっています。

また直近で正式発表されたMacBookなども似たような戦略を採用しており、Ming Chi Kuo氏は以下のように指摘しています。

Appleは業界内での影響力を利用して安定したメモリ供給を確保しつつ、上昇したコストを自社で吸収する可能性があります。そうすることで製品価格を大きく上げずに済み、結果として市場シェアの拡大を狙うという考えです。実際、Appleと Samsung の間で新たに結ばれた契約でも、メモリ価格の再交渉がこれまでより早いタイミングで行われるようになったと報じられています。

他社は値上げ回避が難しい中で、価格を据え置きにすることで差別化すると、非常にシンプルで分かりやすい戦略だと思います。

市場シェア拡大を優先。

今回の情報によるとAppleはおそらく今後数年はメモリ不足の状況が継続すると予測している可能性があり、その間出来るだけ値上げを回避することに努める可能性があるとしています。

少なくとも短期間は利益を削ってでも、より多くのユーザーをエコシステムに取り込むことで、長期的にみて利益を回収するという感じです。

この戦略は実際にうまく機能する可能性もあります。例えば Samsung Galaxy S26 シリーズも価格上昇が見られたことから、Appleの判断が理にかなっているようにも思えます。ただし一方で、昨年の Apple iPhone 17 シリーズでも一部モデルは値上げされており、Appleが完全に価格を抑え続けるとは限りません。

何よりAppleが値上げをしないとなる他社にとってはかなりのプレッシャーになると思います。その中で他社はどのような戦略を採用するのか非常に気になるところです。

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