今年はRAMやストレージのコスト増加の影響もあるフラッグシップですらハードの進化が最低限になる可能性があります。なので仕方ないと思いますがGalaxy S26で見ればここ4年にわたってハードは進化しておらず、SoCとAIによって画像処理を強化している感じになります。
今回Android Authorityが今後のスマホのカメラに求めることについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。
AIによる過剰補正。

スマホのカメラにAIを組み込み始めたのはだいぶ前の話で、言ってしまえば、その当時は「AI」と呼ばれていなかっただけと捉えることが出来ます。少なくともスマホはユーザビリティを考慮すると筐体サイズは制限され、搭載できるカメラセンサーも必然的に制限されます。
また中華系を中心に大型センサーを搭載していますが、大型センサーはコストが増加する上に、アルゴリズムの見直しなど開発コストが嵩みます。またコストをかけて得られるメリットは多くのユーザーにとって分かりにくいです。
だからこそか、SamsungやAppleにGoogleはハードではなくソフトの強化を主軸にしている印象を受け、特にGoogleに関しては昔からソフトが主軸です。
よく見ると、最も優れたハンドセットでさえ、過処理の兆候が残ります。たとえば、Pixelのポートレートモードによる過度にシャープな肌テクスチャや、AppleのHDRアルゴリズムにおける過度に暗い影などです。
私の言葉だけを信じていただく必要はありません。インターネットは、最高のカメラ付き携帯電話でも見られる過剰処理やアーティファクトに関する苦情で埋め尽くされています。しかしながら、ブランドは、より優れたカメラハードウェアに飛び込むよりも、画像品質の控えめな向上を目指して、モバイルイメージングにさらに多くの処理を詰め込むことを決意しているようです。
Pixel 10 ProシリーズではズームにAIを完全に組み込んだ感じで、AIが画像処理を手伝うというよりは、撮影された写真をAIがその場で加工してしまう感じです。ただAIに依存し過ぎていることからも文字化けが発生するなどシーンによっては実用性が低いです。
ハードも重要。

そして同サイトは以下のようにコメントしています。
対照的に、Xiaomi 15 Ultra と OPPO Find X9 Pro は、昨年使った中でも特にお気に入りのカメラフォンです。どちらもAI機能には多少力を入れているものの、それ以上に業界最高クラスのハードウェアを採用しており、それはメインカメラだけに限りません。
Apple、Google、Samsungを見ると、いまだに小型ペリスコープカメラという枠から抜け出せていない一方で、これらのライバルは大型センサー+200MPの高画素望遠、しかも明るい絞りへとすでに進化しています。
要はバランスが重要という感じで、もちろんAIに依存した機能があっても面白いと思います。ただそれしか選択肢がないとなると、より自然な写真を撮りたい人にとってマイナスに作用するのかなと思います。
現時点でPixel 11シリーズのカメラがどのようになるのか不明ですが、広角を中心にそろそろ強化してもバチが当たらないのかなとは思います。また超解像ズーム Proの実用性をもっと持たせるにはAIを強化することよりも望遠センサーを大型化して光学性能を底上げすることが先だと思います。