事前情報からもSamsungはAppleはiPhone 17シリーズで値上げをしなかったことで、急遽Galaxy S26シリーズの計画を変更したとも言われています。むしろiPhone 17でみればベースモデルが256GBにした上で価格が据え置きになったことで「値下げ」とも言えるくらいです。
今回Phone ArenaによるとSamsungはGalaxy S26シリーズの価格設定に苦労していると報告しているのでまとめたいと思います。
あの機種は「赤字」

Samsungが年内最後に発表したフラッグシップモデルといえば、同社初の三つ折り機種となる「Galaxy Z TriFold」ですが、今回の情報によるとSamsungは「赤字」で販売しているとしています。
その理由としては単純で、売価よりもコストの方が高いからとしています。ただ製造台数が少なく、Samsungとしても市場テストの側面を重視していることからも割り切っている可能性があります。
ただ利益を重視するSamsungにとっては大胆な戦略であり、来年後継機種がより多くの地域で販売され、製造台数が増えれば収益性も変わってくると思います。
Galaxy S26の価格設定。

そして今回の情報によると、Samsungは収益性に妥協が出来ないため「Galaxy S26」シリーズの価格設定に苦労しているとしています。また一部コンポーネントのコスト増加の影響で、価格が最終決定するまでにはさらに時間がかかるとしています。
ちなみに収益性を維持するためには値上げをすることですが、単純に考えれば販売台数は減少します。なのでトータルで見た場合に利益率は維持しても、利益自体はマイナスになる可能性があります。
一方で価格を据え置きにすれば売り上げは維持できるかもしれませんが、収益性は悪化する可能性があります。またSamsungが直面している問題としてRAMやストレージのコスト増加だけではなく、ディスプレイのコスト増加にも悩まされているとしています。
実際にどのような判断を下すのか不明ですが、例えば国内では売れ行きを維持するために「Galaxy S26」は価格を据え置きにして、Galaxy S26 Ultraでは値上げと機種でバランスをとるのではなく、市場ごとでバランスをみる可能性があるのかなと思います。