Pixel 10で実装された新機能。今後より多くのAndroidで利用可能に

Googleの発表によるとGoogle Tensor G5は前モデル対比でTPUが60%近く改善していることを明らかにしています。またオフラインで動作するAI機能が20個以上あることもアピールしており、Google Pixel 10シリーズでよりGoogle AIが強化された感じです。

今回GSM ArenaによるとMagic Cueが今後より多くのAndroidで使えるようになると報告しているのでまとめたいと思います。

より多くのAndroidで利用可能に。

日本でみればGoogle Pixel 10シリーズの新機能として「マジックサジェスト」として追加されましたが、今回の情報によると「コンテキスト提案」として今後より多くのAndroidで使えるようになることが判明したとしています。

コンテキスト提案は、Androidの暗号化されたスペースの中で機能するように設計されており、使用されるデータやアプリはGoogleと共有されることもなければ、オンラインで共有されることもないです。

そしてコンテキスト提案で使用されたデータは任意でいつでも削除することが可能で、さらにデフォルトでは60日後に自動的に削除されるとしています。なのでセキュリティ面では心配する必要がないのかもしれません。

一部ユーザーのみに開放。

少なくとも現時点ではGoogle Play Serviceアプリの最新のベータ版を利用しているユーザーに開放されているとしていますが、ベータ版を利用している全てのユーザーに開放されているわけではないので限定的なテストであると考えることが出来ます。

そして今回の情報からもマジックサジェストはGoogle Tensor G5に依存していないことが判明したことになります。つまり来年登場するPixel 10aや既存のPixelも今後対応すると判断することが出来ます。

何よりGoogleは先にPixelで実装したAIをのちにAndroidで開放することがあり、今までみれば消しゴムマジックや編集マジックがわかりやすい例なのかなと思います。

何よりGoogleがAIに力を入れる理由としてAndroidをより便利にするためだとされているので、今回の「コンテキスト提案」もその一つになるのかなと思います。

最新情報をチェックしよう!