もう年内無理じゃない?Xperia 10Ⅶの在庫がいつになっても安定せず

Sonyによると実際に購入したユーザーからのフィードバックにおいて「デザイン」が高く評価されていることに言及しています。このことを考えると個人的には好きでしたがアスペクト比21:9は多くのユーザーにとってかなりネックだったと思われます。

またSonyによると日常使いにフォーカスした上で、より洗練したことに言及しており、Sonyのぶれない姿勢も評価されているのかもしれません。今回Sony StoreにおいてXperia 10Ⅶの在庫が全然安定しないので簡単にまとめたいと思います。

在庫状況が安定せず。

国内においては10月上旬より発売されたXperia 10Ⅶですが、執筆時点でSony Storeにおける在庫状況を確認すると以下のようになります。

在庫状況
ブラック 入荷次第出荷
ホワイト 入荷次第出荷
ターコイズ

なかなか在庫状況が安定しないと思っていましたが、ブラックとホワイトに関しては完全に在庫なしの状態に。実際にどうなるのか不明ですが、この感じだと今注文しても年内に届かない可能性があるのかなと思います。

何よりポイントだと思うのは「直販版」がこれだけ不安定であることです。統計をみる限り9割のユーザーはキャリアで購入します。つまり直販版を購入する時点でオタク寄りになりますが、そのオタクが欲しいと思えるミドルレンジをSonyが出せたことに意味があるのかなと思います。

あとはどの程度売れるか。

あくまでも噂レベルですがSonyは在庫管理もかなりシビアだとされています。少なくとも売れ行きが好調だからといって当初の計画に対して急に増産をすることもなく慎重に動向をみるとしています。

ただこれは利益を重視するメーカーなら当たり前で、仮に生産を一気に増やして市場のニーズを満たすことが出来ても、その後に過剰在庫になるようなことがあれば在庫を処分するのにもお金がかかります。

Xperia 1シリーズをみると分かりやすいですが、ここ数年では価格改定は基本1回のみで、値下げをせずにSonyの目標台数をしっかり売るのが理想だと思います。このことを考えると在庫はちょっと足りないくらいのほうがちょうどいいのかもしれません。

ただこれは直販版の話であって、キャリアモデルに関してはキャリアが在庫管理をすると思うので別の話だと思います。何より今後どれだけ売上を伸ばすことが出来るのか非常に気になるところで、あまりにも調子がいいとXperia 10Ⅷへのプレッシャーは半端ないことになりそうです。

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