事前情報からも2026年にはRAMとストレージの価格が大幅に上昇すると言われており、例えばRAM12GB/Samsung製のコストは、2025年当初$33だったのが現時点で$70まで上昇しているとも言われています。
今回韓国のメディアサイトによると2026年に登場する新型スマホの容量構成に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
深刻な問題に。

2026年第1四半期からRAMのコスト増加がスマホ市場に大きな影響を与える可能性があると予測されていましたが、今回の情報によると想定していたより深刻な状況になる可能性があり、RAMのコスト増加は止まらないのは事前の予測通りです。
一方でRAMのコスト増加の対処方法として、各メーカーはRAMの容量を減らすことに優先する可能性があるとしています。ただ注意点としてRAMの容量が減ったとしても本体価格が安くなるどころか、良くて据え置きで、値上げになる可能性もあります。
スマホへの影響。

そして今回の情報によるとフラッグシップモデルおよびミッドハイレンジモデルの一部はRAM12GBを採用している割合が大きく減る可能性があるとしており、エントリーモデルに関してはRAM4GBを採用する比率が大きく増える可能性があるとしています。
| 動向 | |
| RAM16GB | 一部メーカーの特定モデルを除いて採用機種がほとんどなくなる可能性 |
| RAM12GB | 現在対比で40%以上減少した上でRAM6GB/8GBを採用する機種が増える |
| RAM8GB | 現在対比で50%以上減少した上でRAM4GB/6GBを採用する機種が増える |
AIによってRAMの需要が爆増していると言われていますが、その結果スマホではRAMの容量が減るのでオフライン処理におけるAIは来年進化しない可能性があります。
オンラインであれば本体のスペックにそこまで依存しないので問題ないのかもしれませんが、ざっくりいえばAIを進化させようとした結果AIの進化がとまるというのは皮肉というか残念な流れなのかなと思います。
あとは今回の情報では言及していませんがストレージがどうなるのか非常に気になるところです。この感じだとオフライン処理に拘っているGoogle Pixelは向こう数年はかなり厳しい流れになるのかもしれません。