先日にSamsungはGalaxy Z TriFoldを正式発表。少なくとも韓国においては12月12日より発売予定で、一部市場ではギリギリ年内に発売される可能性があると予測されています。
今回Phone ArenaによるとGalaxy Z TriFoldは未来だが私たちににはふさわしいものではないとしているので簡単にまとめたいと思います。
タブレットの需要。

従来の折畳式機種は良くて「ミニタブレット」という感じでしたが、Galaxy Z TriFoldに関してはほぼ「タブレット」になります。一方でIDCによると2025年第3四半期においてタブレット市場の出荷台数は前年対比で4.4%の減少をしています。
原因はちょっと把握していませんが、タブレット自体のニーズが下がっている可能性があること。その中でタブレットになれるスマホを出しても需要はないのでは?と指摘されても仕方ないかなと思います。
ただ主観ですが、スマホとタブレットをそれぞれ持つのと、スマホがタブレットにもなるのでは似ているようで全く違うことだと思っており、そもそもタブレットは何方かと言えば嗜好品に分類させると思うので、単純な比較は出来ないのかなと思います。
また同サイトはGalaxy Z TriFoldの309gという重さも指摘しており、さらにヒンジが2箇所にあるためディスプレイの折目が目立つことにも言及しています。
価格に見合った価値があるのか。

またアメリカで来年に発売されるとしていますが、韓国における価格をそのまま換算すると$2436で、税金や関税を考えるとアメリカでの価格はさらに高くなる可能性があります。
その上で以下のように指摘しています。
このような非常識な値札に対して、Z TriFoldにはいくつかの明らかな欠点があります。たとえば、より強力なSnapdragon 8 Elite Gen 5に引き継がれたQualcomm Snapdragon 8 Eliteチップを搭載しています。デバイスのメイン画面はGalaxy S25 Ultraほど明るくないため、外からの視界が問題になる可能性があります。
カメラシステムはGalaxy Z Fold 7から借りたもので、十分ですが、トップカメラフォンのアレイほど印象的ではありません。
要は最新世代のSoCを搭載しているわけでもなくスペックで「最高」とはいえない。だからこそGalaxy Z TriFoldは価格含めて「やりすぎ」だと指摘しています。正直同サイトが指摘していることも分かりますが、結局頭で理解するのと、実際に使ってみるのは違うと思います。
なので使ってみてどう感じるかだと思いますが、そもそも入手できるのかが気になるところです。