来年はAppleが主役?2026年スマホ市場はきっとこうなるよ

すでに最新SoC搭載機種が中華系を中心に登場しており実質2026年モデルに該当するのかなと思います。一方でリーク情報からも2026年に登場するスマホ達がどのようになるのか推測することが可能です。

今回はカメラやバッテリーの進化などスマホ市場における2026年の傾向を主観的にまとめたいと思います。

コスト増加に伴う値上げ。

まず一つ目として全体的に値上がりする可能性があり特にフラッグシップモデルにとって厳しい流れになるのかなと思います。来年の上半期に登場するGalaxy S26シリーズなどはRAMとストレージのコストが大幅に増加すると予測されています。

そのため値上げされると予測されており中華メーカーの関係者もコスト増加を吸収しれきれないと話をしておりXiaomiに関しては今の内にセールで既存機種を購入すべきと発言しているくらいです。

ストレージに関してはなんでそこまで高騰しているのか不明ですがRAMはAIが原因との話です。スマホに限らずパソコンやタブレットでもAIを積極的に採用しておりAIをオフラインで処理するには大容量のRAMが必要であることからもコストが一気に上昇していると言われています。

低容量のRAMであれば問題ないかなと思うかもしれませんがサプライヤーが需要過多の状態になっていると言われています。つまりサプライヤーは値上げしやすい状態となっており全体的にコストが上昇していると思われます。

直近の情報だと中華系でもRAM24GBとかの話は出てきていないですがRAM16GBでも厳しいことに違いはないと思います。何よりAppleがSiriにGeminiを統合するとの話が出てきておりAppleがGeminiを狙う理由はオフライン処理に力を入れているからと指摘しておりAppleとしてはセキュリティ重視しています。

Pixel 10シリーズを見ると分かりやすいですが表面的なGPUスコアで叩かれている感じです。ただGoogleはTPUを強化しておりその理由としてはオフライン処理をきょり強化するためです。

今後Appleがオフライン処理をより強化する流れになるのでオフライン処理が今まで以上に重視される可能性があり大容量RAMはどんどんコストが増加していってもおかしくない状況です。

SoCもコスト増加。

そしてもう一つ値上げの要因になる可能性が高いのが来年後半に登場が予測されている最新SoCです。ちなみにTSMCはすでに2nmプロセスノードを採用した半導体の大量生産はできるとの話です。

ただそれでも今年登場したA19 ProやSnapdragon 8 Elite Gen 5が2nmプロセスノードの採用を見送った理由はコストだと言われています。一方で来年登場するSoCは2nmプロセスノードを採用する可能性があり全体的にコストが増加する可能性があります。

RAMやストレージは複数年分まとめて仕入れてあるメーカーはまだ最小限に留めることが可能かもしれません。ただSoCはミドルレンジモデルはまだしもフラグシップモデルは複数年分まとめては無理だと思います。

実際にどの程度の値上がりをするのか不明ですが為替の影響では国内価格が安くなる可能性もあります。とはいえ直近の情報をみる限り来年は機種を出すだけでも値上げ要因が非常に強いかなと思います。

2億画素センサーの積極採用。

次に2つ目として中華系が中心になると思いますが2億画素のセンサーをより積極的に採用していくといわれています。望遠センサーの大型化がトレンドでvivo X100 Ultraでは1/1.4インチのHP9を望遠に採用しました。

その後XiaomiがXiaomi 15 Ultraで追従しましたがこのサイズのセンサーをペリスコープで搭載するとなかなか厳しい感じで今は1/1.56インチのHP5の人気がかなり上がっている印象です。

ちなみにvivoに関しては共同開発したと言われているHP9 Blueの略称であるHPBを採用をvivo X300シリーズで採用しています。

画素数が高ければいいというわけではありませんが画素数が高いほどピクセルビニングの恩恵を受けやすい感じで中距離撮影する際の画質改善に期待できるからこそ多くのメーカーが採用しているのかなと思います。

ついにSonyも出す流れに。

またSonyに関しても直近の情報通りであれば1/1.12インチのLYT-910を準備中との話です。LYT-900と比較するとセンサーサイズは小さいですが大きな特徴としてはSony初の2億画素に対応していることです。

また画素数が高いからこそロスレスズームの汎用性が高くスペック上では最大4倍に対応との話です。もちろんメーカーによって考え方が異なると思いますが4倍までの撮影は広角に任せた上で望遠に関しては4倍や5倍からと今まで違った使い方ができるようになる可能性があるかなと思います。

SamsungのHP5に関しては割と幅広い機種が望遠や広角に採用するとも予測されていますがLYT-910に関してはコストが高いことに加えセンサーサイズからも一部Ultraモデルのみとの予測です。

現時点の情報だとvivo X300 UltraとOppo Find X9 Ultraが採用でXiaomi 17 Ultraは採用しないと言われています。

また中華系の一部はカメラキットに加え外付けレンズを用意する流れとなっていますが全ての機種で用意するのは現実的ではなく対応機種が限定的になるからこそ今後も本体の望遠が強化されるという流れが継続する可能性がありその中で2億画素のセンサーは注目を浴びる可能性があります。

ちなみにGalaxy S26 Ultraは望遠センサーの進化がほぼなくXperia 1Ⅷは現時点で不明です。SamsungもSonyも他社に提供するばかりではなく自社製品の望遠もしっかり強化してほしいです。

バッテリー容量が大台を突破する可能性。

そして3つ目としてここ数年はトレンドですがバッテリー容量が増加する可能性があります。ただこれは中華系が中心になる可能性がありSamsungやAppleにGoogleは消極的なままの可能性があります。

その理由としては輸送コストで主にヨーロッパとアメリカでの販売を重視しているメーカーほどきつい流れで20Whを超えるリチウムイオン電池を採用する場合はクラス9の危険物扱いになると言われています。

すごくざっくり言うと5400mAhを超える場合は輸送コストがバカみたく高くなります。

メーカーによって対処が違う。

一方で輸送コストをどう捉えるかはメーカー次第でOppo Find X9シリーズは世界で共通です。そしてvivo X300シリーズでみるとヨーロッパ向けモデルのみバッテリー容量を減少されておりアジア圏に関して大陸版と共通化されておりXiaomiに関しては現時点でどうなるのか不明です。

ただ歴代でみればヨーロッパに合わせてバッテリー容量を減少させた上でグローバルモデルで共通化してくる可能性があります。なのでOppoに関して輸送コストが増しても全世界で共通化しておりvivoは該当地域のみ対処している感じです。

そしてXiaomiに関してはグローバル全体で輸送規制の皺寄せを受ける可能性があると思います。

単純に考えれば中華系はそれだけシリコンカーボンバッテリーの開発にコストをかけている可能性があります。だからこそグローバル展開する上でも出来るだけその良さを活かしたいと考えているのかなと思います。

一方でGoogleやAppleにSamsungに関してはシリコンカーボンバッテリーの開発がどうなっているのか不明ですが中華メーカーと比較すれば消極的であることに違いはないと思います。

来年の下半期には8000mAhを超える機種が登場すると言われておりプロトタイプの一部は1万mAhを超えると予測されているからこそ中華系とそれ以外のメーカーでは如実に差がつくかもしれません。

何よりコストのことを考えるとAppleやSamsungはバッテリーの増量に期待出来ないのかなと思います。

折畳式機種市場の活性化。

最後に4つ目としてリーク通りであれば折畳式機種市場がかなり活性化する可能性があることです。国内でみれば現状ブック型でみればGoogleとSamsungくらいですがOppoが国内展開を示唆しています。

このタイミングで動きがないことを考えると早くてもOppo Find N6からなのかなと思います。Oppoは国内において実店舗がないことに加え折畳式機種はアフターケアが重要になってきます。

Oppoが国内展開する上でネックになっていた要因の一つはメインディスプレイのフィルムが経年劣化で浮いてくることですが技術の発達でフィルムの耐久性が向上したことに言及しています。

そのためOppo Find N6から国内展開する可能性がありますがキャリアから出るかは不明です。とはいえOppoが国内展開したからといって今までの流れが大きく変わることはないと思います。

Appleの市場参入。

その上で来年の下半期にはAppleは折畳式機種であるiPhone Foldを発表する可能性があります。直近の情報だと延期との噂がありますがサプライヤーの計画が特段変更されていないことから計画通りに進んでいると言われており順調にいけば国内でも発売される可能性があります。

現時点では正式名称やデザインすら不明ですがメインディスプレイのアスペクト比は14:10になると言われています。これはiPad miniに近いと言われておりディスプレイサイズも8インチ前後なのでかなり似ている可能性があります。

AppleがiPadOSに電話アプリを追加したりAndroidで言うデスクトップモードに類似したUIを導入しているのはiPhone Foldの下準備かなと思っておりiPad miniを折りたためる感じになるとイメージすると分かりやすいのかもしれません。

Appleが最新技術を採用するかどうかというよりAppleが新しいカテゴリーの製品を出すことでより多くの一般層にリーチする可能性があり折畳式機種の認知度が一気に広がる可能性があります。

おそらく本体価格が高いため爆発的なヒットにはならないと思いますが今まで折畳式機種に興味がなかった人も興味を持つようになる可能性があり折畳式機種市場全体が活性化する可能性があります。

市場が活性化すれば価格競争も発生する可能性があるので今後購入しやすくなる可能性もあります。

まとめ。

今回は2026年のスマホ市場の動向についてざっくりとですがリークを元にまとめてみました。あとはイレギュラーな存在が出てくるかどうかで個人的には出てきてくれた方が嬉しいです。

個人的には国内でみれば直販版市場がもっと活性化してくれた方が楽しいかなと思います。

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