先日にGoogleは最新のセキュリティパッチを包括した12月のセキュリティアップデートの配信を開始しています。また従来のように「Feature Drop」という扱いにはしていないですが多数の新機能も追加しています。
今回Android AuthortiyによるとGoogleは最新のアプデで指紋認証に関するあの機能を復活させたと報告しているのでまとめたいと思います。
しれっと復活。
今回の情報によるとGoogleは12月のアップデートにおいて「画面がオフの状態」でも指紋認証が使える機能を復活させたとしています。そもそも画面がオフの状態でも指紋認証のオプションはAndroid16/開発者向けβ版で初めて実装されたとしています。
その後実際に実装されましたが、Googleはしれっとこのオプションを削除しました。ただ今回の情報によるとGoogleはしれっと復活させたとしています。
Qpr2 adds screen off fingerprint unl9ck
Redditなどにオプションが復活したとの報告が多数見られます。
対象機種は限定的。
一方で今回このオプションが復活したのはGoogle Pixel 9シリーズとGoogle Pixel 10シリーズに限定されているとしており、対象機種と非対象機種の違いとしては超音波式画面内指紋センサーを搭載しているかどうかの可能性があるとしています。
超音波指紋スキャナーは、画面がオフの場合でも、指に対して電子パルスを送信するため、ディスプレイを介して指紋をより正確かつ一貫して検出できます。一方、光学センサーは、指紋を読み取るためにディスプレイからの光に依存することがあります。このモードではディスプレイがオフになっているため、光学センサーが正常に機能しない場合があります。
従来は常時表示ディスプレイをオンにすることで擬似的に同様のことができましたが、今後Pixel 9シリーズとPixel 10シリーズに関しては常時表示ディスプレイがオフの状態でも指紋認証を画面オフの状態でも使えるようになると思います。
割と他社の機種は対応している機能なのでPixelで使えるようになったのは嬉しいところです。
