Samsungは折畳式機種市場においてシェアを維持するのに苦労していると言われています。ただ少し前の市場調査においてヨーロッパでSamsungとHONORが大きくシェアを落とした一方でGoogleがシェアを拡大させているとしています。
今回GSM Arenaによると2025年第3四半期においてSamsungは折畳式機種市場でシェア1位を獲得したと報告しているのでまとめたいと思います。
2025年第3四半期。

今回Counterpoint Researchが2025年第3四半期/折畳式機種市場/メーカー別シェアを公開していることが判明しました。まず折畳式機種市場全体で見た時に全体対比で32%の成長を遂げたとしています。
そして上記の画像からSamsungがシェア1位を獲得しており64%と圧倒的な存在です。一方で2位にHuaweiが15%とランクインしているのが恐ろしいです。ただHuaweiがシェアを獲得すればするほどHONORがシェアを落としているようにも見えます。
また個人的に意外なのはXiaomiでグローバル展開も消極的で、現状フリップ型しか出していないのに2%もシェアを獲得しているんだという印象です。Googleに関しては残念なことにその他扱いになっています。
来年はさらに市場が拡大。

少なくとも第3四半期に関してSamsungはGalaxy Z Fold7とGalaxy Z Flip7を正式発表しており、年間で最もシェアを伸ばしやすい時期でもあります。一方で今回の情報によると折畳式機種市場はブック型の需要の高まりによって成長をしているとの話で、スマホ市場全体で見た場合のシェアは2.5%と徐々に拡大している感じです。
一方で噂通りであれば来年Appleが市場に参入するこで市場全体が活性化する可能性があります。少なくとも「注目度」においてAndroidメーカーは敵わないと思うので、下手したらAppleにシェア1位を奪還される可能性も十分にありえます。
何よりSamsungはGalaxy Z Fold7によって第3四半期の売り上げ拡大に成功した可能性が高く、来年のGalaxy Z Fold8はかなり重要な存在になると思います。