Google Pixel 10シリーズの大きな特徴としては「Qi2」に正規対応したことだと思います。ただワイヤレス充電の欠点として発熱のしやすさがあり、Google Pixel 10 Pro XLのみ現状最速となる25Wになっており、他のPixel 10シリーズは最大15Wに制限されているので注意が必要です。
今回Android AuthorityがPixel 9 Proシリーズの充電速度について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
ちょっと複雑。
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今回同サイトによると充電速度テスト結果からもGoogle Pixel 9 ProとGoogle Pixel 9 Pro XLは「Qi2」対応の充電器だと充電速度が制限されていることが判明したとしています。
| Pixel 9 Pro | Pixel 9 Pro XL | |
| Qi | 12W | |
| Pixel Stand 2 | 21W | 23W |
| Qi2 | 5W | |
あくまでも最大値になりますが、Pixel 9 ProシリーズはQi2の充電器とほぼ互換性がないと捉えることができるのかもしれません。ちなみに5WはQi充電器が提供できる最低値でBPPと呼ばれるみたいです。
そもそも充電速度を優先するならワイヤレス充電を使わないと思いますが、マグネット対応のアクセサリーを使っているユーザーでQI2対応の充電器に変えると充電速度がかなり遅くなると思っていた方がいいです。
Pixel 10シリーズも分かりにくい。

ちなみにGoogle Pixel 10シリーズは適切なQi2対応充電器であればスペック通りの充電速度が出ると言われていますが、最新機種を買ったからといって充電環境も合わせて刷新する人は割と限定的なのかなと思います。
今まで最速で充電する方法が「Pixel Stand 2」を使うことでしたが、Pixel 10シリーズに関しては7.5Wに制御されているとしています。またQi対応充電器でも7.5W以下に制限されていると言われており、Pixel 10シリーズの場合はQi対応充電器を使うのがあまりおすすめではない。
少なくとも選択肢に困った場合はPixelsnap充電器を買っておくのが一番分かりやすいと思います。何よりQi2に対応したことで充電環境はかなり複雑化してしまったのかなと思います。