Pixel 10対応AirDropとの互換性。Googleが用意周到過ぎた件

先日にGoogleはQuick Shareの拡張機能の提供を開始しており、現時点ではGoogle Pixel 10シリーズ限定ですがAppleのAirDropとの互換性が追加されました。少なくとも専用アプリも不要とAndroidユーザーが待ち望んでいたことをGoogleが実装したことになります。

今回Android AuthorityPixel 10シリーズが実装したAirDropとの互換性について言及しているので簡単にまとめたいと思います。

用意周到だった。

そもそもGoogleがAppleと共同開発した上ではなく独自でAirDropに互換性を持たせたのがすごいですが、同サイトはGoogleはかなり用意周到だったことを指摘しています。

Googleは皆を不意打ちした。からかいもなく、禁輸措置の下でのプレスリリースもなく、さらに重要なことに、単一のリークはありませんでした。私たちの探偵Mishaal RahmanとAssembleDebugでさえ、AndroidとAPKコードの発掘でこれのヒントを見ていませんでした。

同サイトは新型Pixelのカメラセンサーなど今までPixel関連の多数の情報をリークしてきましたがと、それでもリークすることが出来なかったのはすごいのかなと思います。

Googleのチェスの動きも素晴らしく、よく計算されていました。Appleがすぐにそれをブロックすることで愚かに見えないことを確認しなければなりませんでした。また、Mountain ViewにはAppleの潜在的な対応のために複雑な緊急計画が用意されています。

何よりGoogleは完全な不意打ちをできたからこそ、Appleが下手にブロック出来ない状況に追い込めたのかもしれません。

技術的には多くのAndroidで実装可能。

そしてAirDropとの互換性について現時点ではGoogle Pixel 10シリーズ限定ですが、同サイトによると技術的には「Quick Share」に対応している機種であれば対応することが可能としています。

過去に一部のピクセルのみの機能がPlayサービスに展開されましたが、クロスデバイスサービス、パスキー、Find Hubネットワーク、盗難防止など、ほとんどの機能はすべてのAndroidスマートフォンでより広く利用できます。

なのでQuick Shareを標準搭載していない各社「大陸版」とHuaweiの機種全般くらいで、基本グローバルモデルであれば今後対応できる可能性があります。ただGoogleがAndroidの標準機能にするのか、それともメーカーごとの判断に任せるのかは別の話になります。

何よりPixel 10シリーズのみ対応している現状は時間の問題なのかなと思います。

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