Googleにどのような狙いがあったのか不明ですが、Pixel 6シリーズとPixel 7シリーズのメジャーアップデートの回数を最大3回から5回に拡張。セキュリティアップデート含めた最大5年に変更はありませんが、Androidのバージョンはより長く対応するようになりました。
今回Android Authorityが11月の最新アプデでPixel 6シリーズが仲間外れになった理由について言及しているのでまとめたいと思います。
そもそも修正が必要はなかった。
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先日より配信を開始した11月のFeature Dropですが、Pixel 7a以降の新たな改善とバクの修正を含んでいる一方でGoogle Pixel 6シリーズとGoogle Pixel 7シリーズを対象外となっています。
その理由として9月5日以降のセキュリティパッチを実行しているPixelは、11月の2025年11月のPixelアップデートと2025年11月のAndroidセキュリティ Bulletinの両方に含まれるすべての修正をすでに受け取っているとしています。
なので言ってしまえばすでに修正済みだったという話でアップデートがスキップされたわけではないとしています。なので一部話題になったようにPixel 6シリーズとPixel 7シリーズが置いてきぼりにされたわけではないことになります。
最低限は今後も対応する可能性。
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少なくともセキュリティパッチや不具合やバグの修正などは今後もしっかり対応する可能性があります。一方でハードに依存する新機能はGoogle TensorやGoogle Tensor G2では対応しきれないものも出てくると思うので置いてきぼりをくらうのは仕方ないのかなと思います。
Googleとしては最大7年に拡張した理由として、一人のユーザーが7年使うというよりは、例えばあるユーザーが数年使った後、家族にお下がりという感じで渡すことが地味に多く、その結果7年くらい使われることがあるとの話。
だからこそ7年としていますが、一方でGoogleとしてはユーザーにどれくらいの頻度で買い替えてほしいと思っているのかは気になるところです。少なくとも国内のGoogle Storeにおける施策をみると発売から3年経過した機種の下取り額を強化することが多いので、3年は一つの目処の可能性はあります。
何より中古市場においてAIの進化とサポート期間の拡張によってAndroidの市場価値が落ちにくくなっているのも事実で今後が楽しみです。