先日にGoogleは一部Pixelに対して11月のFeature Dropの配信を開始しました。
今回のFeature Dropが「Android 16 QPR 1」をベースにしていることに加え、12月にAndroid 16 QPR 2をベースにしたFeature Dropを配信する可能性が高いことを考えると、9月のFeature Dropに間に合わなかった機能をイレギュラーで追加したのかなと思います。
今回Android AuthorityによるとGoogle Pixelの通話録音がより多くの地域で使えるようになったと報告しているのでまとめたいと思います。
通話録音機能がより多くの地域で利用可能に。

Googleは9月のFeature Dropのタイミングで「Google Pixel 6シリーズ」以降のPixelに対応することを明らかにしていました。ただ実際にはほとんどのユーザーが使えない状態でした。
一方で今回の情報によると「電話」アプリを最新状態にすることに加え、11月のFeature Dropを適用する必要があるとしています。少なくともこの2つの条件を満たことで「通話録音」を使うための最低条件ということになります。
通話録音は「Pixel 6以降、Android 14以降」で利用できます。これには、AIを活用したコールノートを欠いているPixel 9+が含まれます。Phone by Googleのバージョン198+で確認しています。
これとは別に、2025年11月のPixel Feature Dropは、オーストラリア、カナダ、インド、アイルランド、日本にコールノートをもたらします。文字起こし、要約、次のステップが追加されます。
ただ一方で対象地域はまだまだ限定的なので注意が必要です。
意外と便利。
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少なくとも対象の地域かつ条件を満たしたPixelであれば「通話アシスト」の部分から「通話録音」のオプションをオンにすることが可能です。また他社と一緒ですが、実際に使う場合、この通話が録音されていることは相手側にも通知されます。
プライベートのシーンでは個人的に不要だと思いますが、ビジネス用途だと「言った/言わない」が発生することがあること。また通話内容を要約できることを考えると汎用性はかなり高いのかなと思います。
また確認がとれていませんが通話録音のデータからマジックサジェストがデータを拾えるようになるのであれば、電話越しの口頭での約束時間などもマジックサジェスト経由で間接的に表示してくれる可能性があるので便利になるのかなと思います。