年々SoCが高性能下するのに合わせてコストが増加していると言われています。さらに世界で2位のシェアを誇るSamsungが3nmプロセスノードを採用した半導体の製造が安定しなかったこともあり現状TSMCが需要過多の状況でさらに値上げがされやすい状況になっていると言われています。
一方で値上げが進んでいるのはSoCだけではありません。今回Phone ArenaによるとSamsungはここ数週間でRAMの価格を大幅値上げしたと報告しているのでまとめたいと思います。
大幅値上げに。

今回の情報によるとSamsungは複数のRAMの価格を大幅値上げしたことが判明したとしています。ちなみに今回値上げの対象となったRAMは通常AIモデルを動作させるサーバーで使用されますが、スマホやタブレットやパソコンでも使われています。
少なくともAIのニーズが高くなるにつれ「RAM」の需要が高くなっており、今回の情報によるとSamsungは9月から11月の僅か2ヶ月の間に、一部RAMの価格を最大で「60%」も値上げしたと言われています。
サムスンの32GB DDR5モジュールは9月の149ドルから11月の239ドルに上昇した。16 GBと128GBのチップの価格は約50%上昇し、その他の構成は30%以上上昇しました。
スマホなどモバイル端末におけるAIの強化はもとより多くのAIはオンラインで処理されていることからも「データーセンター」が非常に重要です。
値上げしやすい状況に。

結局データーセンターの建設ラッシュとなっており、RAMに対して莫大な需要が発生しています。そしてSamsungはその需要に追いついていない感じでRAMのサプライヤー自体も値上げをしやすい環境なのかなと思います。
記憶の値上げは、誰もが思っているよりも深刻です。サプライチェーンから徐々に消費者に渡されます。将来的には、大容量のストレージを持つ製品はますます高価になることがわかります。[…]数ヶ月前、私はメモリの価格が上昇していると言いましたが、最近の新しい電話の波がこれを確認しました。LPDDR5X(RAM)は現在、大幅な上昇傾向を示しています。業界は、来年の新しい旗艦のメモリ価格が前年比で20〜30%上昇すると予測しています。
何よりスマホ市場全体に関係のある話で、今後徐々に本体価格に反映されていく可能性があります。来年は2nmプロセスノードを採用したSoCが登場すると予測されているのでハイエンドモデルの価格はちょっと怖いです。