Sonyはアプリがより高度なセキュリティを求められるようになった時に生体認証を強化することに言及しています。つまり最新世代のXperia 1Ⅶでも指紋認証しか搭載していないことを考えると、まだその時が来ていないと判断することが出来ます。
今回Xperia含めて側面に指紋認証を搭載している機種を使っている時に感じるストレスについて主観的にまとめたいと思います。
ストレスを感じること。

Xperiaの特徴の一つとしては「電源ボタン」に指紋認証を統合していることで、今や折畳式機種を除けばフラグシップモデルの中ではかなり珍しいのかなと思います。
「画面内指紋センサー」はスクリーンプロテクターとの相性が出やすいため、側面式の方がアクセサリーの影響が出にくいのは大きなメリットだと思います。一方で自分の癖がよくないのか、ストレスに感じることは本体のロックです。
自分はロック解除する時に「親指」を使っており、また本体をロックする時も「親指」を使っています。そのせいかXperiaをポケットにしまう時に本体をロックしようと思って親指で電源ボタンを押してしまうことから結局ロックをかけられていない時があります。
そのため例えばカメラのサンプル撮影時はポケットの中を撮影しているなど、ちょっとストレスに感じることがあります。普段はこまめにポケットから出し入れをしないことからもほとんど気にならないですが、時間に追われているカメラサンプルを撮る時こそ間違うことが多いのでストレスに感じることが多いです。
ミドルレンジの方がより不安定。

またチューニングの差なのか不明ですが、Xperia 1Ⅶを使っている時よりXperia 10Ⅶを使っている時の方が上手くロックをかけられていないことが多い印象を受けます。
正直今回のストレスは自分の癖が問題なので改善してほしいとは正直言えないです。ただXperia 1Ⅶでは「電源ボタンを押して認証をする」のオプションが削除されたことから余計に指紋認証に対するストレスが増えたのも事実です。
Sonyとしては生体認証の今後をどう捉えているのか不明ですが、個人的にはデュアルフロントスピーカーを搭載していることから上下ベゼルは結局スリム化できないなら、3D顔認証でも搭載してくれた方が嬉しいかなと思っちゃいます。