意外?Xperia 10Ⅶはキャリアで買えばAQUOSより安いし市場価値も高い

Snapdragon 6 Gen 3の搭載とSoCだけで見ればちょっと高く見えるXperia 10Ⅶですが市場の反応は想定よりいい印象を受けます。個人的には直販版が6万9800円と7万円以下に抑制してくれれば御の字だったと思いますが、YouTubeで頂いたコメントをみると8万円以下に抑えてくれただけで十分との声も多めの印象です。

今回販路によってAQUOS Sense 10よりXperia 10Ⅶの方が安いことがあるので簡単にまとめたいと思います。

販路によって価格が異なる。

AQUOS Sense 10はかなり「コスパがいい」と話題です、改めて直販版の価格を比較すると以下のようになります。

AQUOS Sense 10 Xperia 10Ⅶ
容量構成 RAM6GB/ROM128GB RAM8GB/ROM128GB
一括価格 6万2700円 7万4800円

いくらRAMに容量に差があるとはいえ、AQUOS Sense 10の方が1万円以上安いのは驚異的です。そして自分含めたオタクは「直販版」を購入する傾向が強いためAQUOS Sense 10の方がコスパがいいと評価されるのは納得です。

一方でdocomoオンラインショップにおいて価格を確認すると以下のようになります。

ドコモ AQUOS Sense 10 Xperia 10Ⅶ
一括価格 7万3370円 8万2720円
MNP 7万3370円 4万1360円
月々の支払い(プログラム) 2214円 707円(MNP)

直販版を購入するのであれば分かりやすいですが、この価格帯の機種を購入する多くのユーザーはキャリアが中心になると思います。またAQUOS Sense 10は販路がかなり広いので自分が購入する販路の価格はしっかり確認してほしいところです。

docomoでみる限りXperia 10Ⅶは執筆時点で割引が入っているので、MNPかつプログラムを利用した場合月々の支払いは3分の1まで抑制することが可能です。なので購入方法によってはXperia 10Ⅶの方が圧倒的に安いことになります。

市場価値は低い。

一方でドコモオンラインショップかついつでもカエドキプログラム利用時の価格をみると以下のようになります。

ドコモ AQUOS Sense 10 Xperia 10Ⅶ
一括価格 7万3370円 8万2720円
残債免除額 1万8480円 2万5080円

ざっくりとAQUOS Sense 10は2年後返却する際に下取り額は一括価格に対して25%で、Xperia 10Ⅶは30%となっています。今はプログラム利用時の下取り額は総務省が指定した業者の指標に従う必要があるので他社の誤差はあれど、少なくともXperia 10Ⅶの方が市場価値は高いと判断されているのかなと思います。

そもそもAndroidのミドルレンジモデルに市場価値を求めるべきではありませんが、Xperia 10Ⅶの方が市場価値が高いからこそ本体価格が高くても販促と合わせれば安く提供することが可能になっているのかなと思います。

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