スマホのバッテリー容量。EUの腐った規制が原因で進化が妨げられている

シリコンカーボンバッテリーが強化されるにつれ問題となってくるのが輸送コストだと言われています。少なくともXiaomiに関しては数年前からグローバル展開する際に大陸版と比較してバッテリー容量を減らしています。

今回PhoneArt氏がvivo X300 Proのバッテリー容量に言及しているので簡単にまとめたいと思います。

バッテリーの輸送コスト。

今回同氏が以下のようにポストしていることが判明しました。

以前より言われていることでもありますが、特に中華系の機種がヨーロッパにおいてバッテリー容量を削減したり、AppleやSamsungがバッテリー容量を増やせない理由としては輸送コストの問題だとしています。

少なくとも規定を超えている場合は「クラス9」に分類させるため輸送コストが爆増すること。一方でアジア圏の配送業者は国際規格を遵守していないという意味ではなく、追加条件なしで輸送してくれることからも、特に中華系はアジア向けとそれ以外の市場でバッテリー容量に差があることになります。

ヨーロッパの規制。

また同氏は以下のようにポストしています。

かなり言い方はきつめですが、ヨーロッパの腐った規制の一部が、人類文明の進歩に対するつまづきの石であることに違いはないとしています。メーカーとしてもヨーロッパでしっかり売りたいことからもヨーロッパでの販売を前提に考えた設計にしていますが、中華メーカーのようにヨーロッパの人々に不利益が被るようにしてもらうのが一番分かりやすいのかなと思います。

結局ヨーロッパでは有名なスマホメーカーがいないからこそ好き勝手規制を決定していると思うので、仮にiPhoneやGalaxyがどんなに高くなったとしても頼るしかないです。

なのでヨーロッパ現地のユーザーに規制に反対してもらうのが一番で、それまでのコストを負担してもらうのは妥当なのかなと思います。

最新情報をチェックしよう!