世界初のDimensity9500搭載機種としてvivo X300シリーズは10月中旬に中国市場で正式発表。一方でグローバル展開でみるとvivo X300シリーズはOppo Find X9シリーズに遅れをとっている印象を受けます。
今回GSM Arenaがvivo X300 Proのバッテリーテストの結果を公開していることが判明したのでまとめたいと思います。
バッテリーテストの結果が公開。

今回同サイトがvivo X300 Proのバッテリーテストの結果を公開していることが判明しました。
| バッテリー容量 | スコア | |
| vivo X300 Pro | 5400mAh | 12時間45分 |
| vivo X200 Pro | 6000mAh | 15時間9分 |
| Oppo Find X9 Pro | 7500mAh | 21時間57分 |
| Pixel 10 Pro XL | 5200mAh | 12時間29分 |
正直スコアは超期待ハズレとなっていますが、原因として今回同サイトがテストした個体が「ヨーロッパ」向けのモデルであること。ちなみに大陸版は6500mAhとなっており、同じ機種でありながらもバッテリー容量に1100mAh近くの差があります。
なのでバッテリー容量を考えると割と無難というかあまり良くないという感じですが同世代の最新機種と比較すると圧倒的に悪いという感じです。
大陸版は印象が違う。

一方で短期間とはいえvivo X300 Proの大陸版とOppo Find X9 Proのグローバル版を使ってきた感じとして、あくまでも自分の使い方ではの話になりますが、良機種とも寝る前の電池残量は80%前後と同程度の印象です。
vivo X300 Proの香港版は大陸版と同じく6500mAhのバッテリーを搭載しているとはいえ、グローバル版はGMSを標準搭載しているため消費電力が増えます。そのため今後実際に使って様子見が必要とはいえ、同サイトが公開したスコアほどの差は生まれないのかなと思います。
Oppo Find X9 Proはスコアの割にはそこまで電池持ちが良くない。一方でvivo X300 Proはバッテリー容量を考えると想定以上に電池持ちがいいという感じです。
何よりヨーロッパ向けはコストカットのためか仕方ないと思いますがバッテリー容量の減少はユーザビリティに直結しており、現地のユーザーからすれば割高に感じるだけかもしれません。