10月上旬より国内でも発売されたXperia 10Ⅶですが直販版に関して7万4800円と「Snapdragon 6 Gen 3」搭載機種と考えると高いようにも感じますが、こればかりはユーザーで印象が変わると思います。
ちなみにキャリアモデルの8万円が高いとの声もありますが、キャリアモデルは基本高いのが当たり前で、不満を感じるなら直販版を購入すればいいだけなのかなと思います。
今回YouTubeにおいてPixel 9aはSDカードスロットがないのにXperiaよりAQUOSより高いのは疑問だとコメントを頂いたのでまとめたいと思います。
軽い理由。

今回以下のようなコメントを頂きました。
ただ敢えて言わしていただくと、ソニーのエクスペリアやシャープのアクオスシリーズにはSDカードが使えるのに、重量はPixel9aに比べて軽量であること、更に価格はアクオスのSense10より一万円程高いのは少し疑問です。
本体サイズを確認すると以下のようになります。
| 本体サイズ | 重さ | 価格 | |
| AQUOS Sense 10 | 149x73x8.9mm | 166g | 6万2700円 | 
| Xperia 10Ⅶ | 153x72x8.3mm | 168g | 7万4800円 | 
| Pixel 9a | 154.7×73.3×8.9mm | 186g | 7万9900円 | 
まずAQUOS Sense 10に関してはPixel 9a対比で単純に小さいです。さらにXperia 10Ⅶと比較するとサイズ感は近いですが20g近くの違いがあります。この理由としてXperia 10Ⅶは筐体にプラスチックを採用していることがおそらく要因。
またAQUOS Sense 10も完全に確認がとれていませんがサイドフレームがおそらくアルミで背面は樹脂なのかなと思います。そのため採用している材質の差から重さにも違いが生じていると考えることができます。
AQUOSは単純に安い。

また価格に関してSDカードを重要視している人にとってAQUOS Sense 10の価格は魅力に感じるかもしれません。とはいえコストはSDカードの有無で決まるわけではなく、もちろん搭載している方がコストは増していると思います。
例えばスマホのコストで分かりやすい部分としてはアップデートサポートでAQUOS Sense 10はメジャーが3回にセキュリティが5年で最長でみればPixel 9aの最大7年とそこまで差がないように感じるかもしれませんが、メジャーアップデートでみれば2倍以上の差があります。
何よりミドルレンジモデルとはいえスマホに何を求めるかで変わってくる感じで、それこそパフォーマンス部分でみればPixel 9aは今回の3機種の中では地味に高い上で、AIに関しては圧倒的に上です。
ユーザーからすればハードと価格で判断するのが分かりやすいですが、差別化が難しくなってきているからこそソフトにコストをかけているメーカーも増えており、AppleやGoogleやSamsungは分かりやすい例なのかなと思います。