GalaxyやPixel。折畳式機種が高い理由は売る気もなければ量産していないからだって

来年の下半期にAppleは同社初となる折畳式機種を正式発表する可能性があると予測されています。実際に噂されているiPhone Foldがどの程度売れるのか不明ですが、折畳式機種市場自体が活性化する可能性があるのかなと思います。

今回YouTubeにおいて折畳式機種はまだ量産をしていないからこそ本体価格が高いとコメントを頂いたので簡単にまとめたいと思います。

まだ量産をしていない。

今回以下のようなコメントを頂きました。

27万ってのはちょっと考えもの。 多分まだ量産してないんだろう。しかも普及させる気がない。だからメーカーはそれほど売れなくてもいいと思ってる。単純に今はデモ機として多くの人に触れてもらって改善点探して、完成度高まったら正式にリリースして安くするんじゃなかろうか?

折畳式機種が高いことに違うはないと思います。ただ今回頂いたコメントのように「量産」をしていないからこそ高いというわけではないと思います。折畳式機種市場はスマホ市場全体で見た場合のシェアが2%以下と圧倒的に少ないです。

なのでバータイプの機種と比較すれば製造台数も限定的なのでコストは高いと思います。ただ例えばGalaxy Z Fold7でみれば200万台以上生産されており、これが「量産」されていないと指摘するには厳しいのかなと思っています。

また完成度が高まったら正式にリリースして安くするという考えであれば、世代を重ねるごとに値上がりをすることはないと思います。

どう考えるかはユーザー次第。

また以下のようにもコメントを頂きました。

だって現実問題、27万払ったら、iPhoneとタブレットは買えてしまう金額ですし。で、27万なんて生産コストかかるわけもないですし。

おそらくほとんどの製品は製造コストと売価が一緒のことはないと思います。ちなみにフラッグシップモデルはざっくりと製造コストは本体価格の50%前後といわれていますが、これはあくまでも「製造コスト」であり、「研究開発費」は含まれていないです。

なので利益率でみるともっと低いのかなと思います。また折畳式機種がよく言われる指摘としてiPhoneとiPadを買うことができる。例えばGalaxy Z Fold7の場合閉じた時は大型モデルかつ最上位モデル扱いなのでiPhone 17 Pro Maxに近い立ち位置。

そして開いた時は8インチ前後でセルラーモデルのiPad miniという感じです。

価格
iPhone 17 Pro Max 19万4800円
iPad mini 10万4800円

ざっくりと条件を揃えた場合に29万9600円に対してGalaxy Z Fold7の256GBモデルは26万5750円とわずかに安い感じです。何よりiPhoneのようにもiPadのようにも使える折畳式機種がiPad mini+iPhoneの2台合計と同程度で購入できるのは安いと考えるのか、一台しか買えないから買えないから高いと考えるかはユーザー次第だと思います。

とりあえずメーカーも力を入れて開発していることに違いはなく、高い理由としてはコンポーネントのコストが高いことに加え、円安が影響なのかなと思います。

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