歴代Xperiaはビルド品質の問題だったのか、ソフトに問題があったのか「指紋認証」の不具合など深刻な不具合は地味に多かった印象を受けます。ただ2023年モデルからはだいぶ安定した印象で、今年登場した最新世代でみれば同様の不具合報告は見られません。
今回RedditにおいてXperiaの故障について投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
想定より早く故障した。

今回以下のように投稿されていることが判明しました。
指紋センサーが1年半で故障
3年経過後、充電が異常な状態に(使用頻度が低くても1日最低2回充電が必要)
3年半で最初の緑色の線が現れ、間もなく2本目も出現
4年経過後、オートフォーカスが不安定に(ただし数回落下した影響の可能性あり)
普段は動作が鈍くなると機種変更するが、この端末は反応の良さを維持していた(だからこそ緑色の線に長年気づかなかった)。カメラの問題さえなければ、あと1年は使い続けただろう!
今回の投稿主はXperia 5IIを使っているみたいで、僅か5年で使えなくなったとの価値観みたいです。購入した時が「新品」だったのか不明ですが個人的には5年近く使えたのであれば十分なのかなと思っちゃいます。
もちろんユーザーの「使い方」と「運」の部分もあると思いますが、Xperiaに限らず他社の機種であっても5年も使えば何かしらの問題を抱える可能性があります。
アップデートサポートは重要。

メーカーが機種ごとのアップデートサポート期間を決定する際に、分かりやすい部分としてはハードによる制約です。ちなみにSnapdragon888の時に最大4年のアップデートサポートに対応したことを明らかにしており、搭載機種はそれ以下の期間であっても妥当です。
そして「コスト」問題になってくると思いますが、単純にアップデートの開発費用だけではない可能性があります。GoogleやSamsungをみる限りサポート期間の拡張に合わせて修理用コンポーネントも同様の期間提供するなど、修理できる環境も同時に伸ばす必要があり管理コストが増します。
逆にいえばアップデートサポート期間が終了した機種は、メーカーであっても修理ができなくなってくる可能性があるので、このことを考えるとアップデートサポート期間に合わせて使うのが合理的です。
この当時のXperiaはアップデートサポート期間が明確ではありませんでしたが、今や多くのメーカーは新製品の発表に合わせてサポート期間も明らかにしてくれます。なので自分の予算とサポート期間を加味した上で機種選びをするのが、特に長く使いたい人にとって最も合理的なのかなと思います。