オプションが削除されたことも納得?Xperiaの指紋認証が壊れやすい理由

歴代Xperiaが抱えていた問題点の一つとして「指紋認証」が壊れやすいことです。単純にハードが正常に動作しなくなるだけならまだしも、ひどいことだと設定から「指紋認証」が消えることもあるので、完全になかったことにされることもあります。

今回RedditにおいてXperiaの指紋認証が壊れやすい原因について投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

指紋認証が壊れやすい原因。

Xperia 1Ⅴの頃から指紋認証の故障報告はだいぶ減った印象を受けますが、それでも全く問題ないとはいえません。そして今回以下のように投稿されていることが判明しました。

ほとんどの人は、指紋センサー/ボタンを強く押しすぎると、フレックスケーブルが時間とともに劣化することにも問題があることに気づいていません。指紋ボタンを押すことは非常にまれです。私は単に指を置くだけでロックを解除し、自宅では拡張ロック解除機能を使用します。そうすれば、指紋センサーを使わずにデバイスを持ち上げて上にスワイプするだけで電話に乗ることができます。

指紋認証が電源ボタンと統合されていることに加えに、サイドフレームに対して僅かに凹んでいることからも、必要以上に強く押してしまうユーザーはいてもおかしくないかもしれません。

もちろん今回の投稿にどれだけの信憑性があるのか不明で、自分の場合は今まで一度も壊れたことがないため実体験としてもないです。ただフレキシブルケーブルに負荷がかかり故障する可能性は否めず、そのリスクを減らすために「電源ボタンを押して指紋認証をする」というオプションが削除されたと考えると合理的にも見えます。

別の生体認証は必要。

指紋認証が電源ボタンに統合されていることに加え、顔認証など別の生体認証がないことからも、指紋認証部分に触れる機会は他のAndroidと比較しても多くなりがちなのは事実だと思います。

また指紋認証が正常に機能しにくくなる原因の一つとしてセンサー表面部分が皮脂によってめっちゃ汚れているとか、電源ボタン部分から塵や埃が内部に侵入した結果内部基盤に干渉して故障するなどとも言われています。

実際のところSonyが原因を明らかにしておらず、修理する場合も指紋認証センサー部分を取り替えれば改善することがほとんどです。とはいえ修理をしてまで使う人って割と限定的だと思うので、やはり生体認証はもう一つはあった方がいいかなと思います。

何よりXperiaの場合は指紋認証が故障してしまった場合は生体認証がなくなるので結果セキュリティはかなり低くなるのかなと思います。

最新情報をチェックしよう!