これはヤバいだろ。Oppo Find X9 Proが超ほしい4つの理由

先日にはDimensity9500にSnapdragon 8 Elite Gen 5と最新SoCが正式発表されました。だからこそ我こそ先にと中華メーカーを中心に中国市場で多数の新製品が正式発表されています。

今回はいよいよグローバル市場向けに正式発表されたOppo Find X9 Proが欲しい理由について主観的にまとめたいと思います。

電池持ちの改善。

昨年末に発表された中華系の新製品に加え今年の上半期に正式発表された中華系のUltraと多数の中華系のスマホを使ってきましたがその中で特に満足度が高かったのがOppo Find X8 Proです。

何より自分の使い方だと発熱は感じることはほぼなく電池持ちが抜群と日常使いにピッタリでした。だからこそOppo Find X9 Proにもかなり期待していた感じで一つ目の理由として電池持ちです。

EUが様々な規制を設定していることからもグローバル展開するメーカーにとってはネックとなっています。そしてその中の一つとしてバッテリーに対する品質基準が高く品質を証明するためにコストがかかります。

さらに中華系は昨年からバッテリー容量を一気に増やしましたがシリコン含有量を単純に増やした可能性があります。一方でシリコンカーボンバッテリーは劣化が早いと言われておりEUの品質基準を満たすのが大変との話です。

だからこそかXiaomiが分かりやすい例ですがグローバル展開する際にバッテリー容量が減らします。これはEUの品質基準を満たしつつもコストとのバランスをみた結果の可能性があり仕方ないのかもしれません。

一方でOppo Find X9シリーズはグローバル展開をした際にバッテリー容量が変わっていないです。なのでOppo Find X9 Proは7500mAhとフラッグシップモデルの中でもトップクラスです。

現時点だとXiaomiがXiaomi 17シリーズでどうするか不明でvivoに関しては減少するとの噂です。何よりOppo Find X8 Proと比較して1500mAh近くバッテリー容量が増えているのは恐ろしいです。

バッテリーテストの結果が公開。

早くも海外サイトがバッテリーテストの結果を公開しており21時間57分と驚異的なスコアです。ちなみに自分が電池持ちが良いと感じた前モデルのスコアが15時間18分であることを考えると怖いです。

もちろん実際に使ってみないと分からないですが自分の使い方なら寝る前の電池残量は80%以上になる可能性があり、むしろスコアだけで考えれば90%近く残っている可能性があるのでここまで来ると笑っちゃいます。

ちなみに電池持ちが良いと言われているiPhone 17 Pro Maxが17時間58分なので圧倒的な差です。また海外サイトによると純正の充電器を使用した場合充電開始30分で54%でフル充電に1時間7分です。

バッテリー容量を考えれば決して遅いわけではなく時間だけでみればGalaxy S25 Ultraに近い感じです。またAirrVOOCに対応しているためマグネット対応のケースが必要とはいえ最大50Wで充電が可能です。

何より自分の使い方だと今年使ってきた機種の中で最も電池持ちが良い可能性があるので楽しみです。

デザインの進化。

次に2つ目としてデザインの刷新で個人的には前モデルより好みのデザインに進化した印象です。前モデルの不満点の一つがシリーズの中で唯一マイクロクワッドカーブディスプレイを採用したことでした。

開発期間のずれからも仕方なかったのかもしれませんが結果的にみればすごく中途半端だった印象を受けます。一方でOppo Find X9 Proはフラットディスプレイを採用したことでバックパネルもフラット化しています。

しかもフラット化したことで本体の横幅が増すこともなく前モデルとほぼ一緒で本体の厚みも一緒です。重さこそ10g近く増したとはいえ個人的には許容範囲内で取り回し含めて嬉しい進化となっています。

グローバル版ではヒーローカラバリではあるレッドがカットされてしまったのは非常に残念です。とはいえベルベットサンドブラスト加工を採用していることからバックパネルの質感はかなり高めなのかなと思います。

マット仕上げでありながらもシルクのような光沢感があるとしており柔らかい雰囲気だと思います。またグローバル版でみればカラバリはフロストホワイトとベルベットチタニウムの2色展開でOppo Find X8 Ultraのホワイトの質感が高いことからもフロストホワイトがかなり気になります。

また実機で試してみないと分からないですがカメラ部分は割と大きいのではないかなと思います。なのでPixel 10 Pro Foldのようにスクエア型であってもテーブルに置いた時に左右にガタガタしない可能性がありサークル型のデザインに飽きてきたからこそ個人的には嬉しい流れです。

ちなみにOppoによるとカメラコンポーネントの小型化に成功したからこそスクエア型に変更できたことを明らかにしています。実機を見てみないと分からない部分でもありますが質感はかなり高めに仕上がっている可能性が高いと思います。

何より薄型化/軽量化がトレンドの中で下手に薄型化せずバッテリー容量を増やしたのがいいです。結局薄型化しても大型モデルであれば片手における操作性はそこまで変わらないかなと思います。

またよほど軽くならない限り軽量化の恩恵も受けにくいので中途半端にスペックを犠牲にするなら個人的にはデザインを維持しつつもスペックを底上げしてもらった方がいいかなと思います。

カメラの進化。

そして3つ目としてはカメラの進化で個人的には刷新された望遠センサーを試してみたいところです。前モデルは光学3倍と光学6倍の望遠センサーを2つ搭載していましたがネックだったのが最短撮影距離です。

中華系で流行りだったLYT-600は最短撮影距離が長すぎて取り回しが悪いのがちょっと不便でした。一方でOppo Find X9 Proは2億画素の1/1.56インチのHP5と大型望遠を一つ搭載しています。

正直中途半端なサイズの望遠を2つ搭載しているのであれば大型望遠を一つ搭載した方がいいと思います。また画素数が高いため長距離撮影をする際にプラスに作用するので早く使ってみたいところです。

さらに最短撮影距離が10cmのテレマクロにも対応しているので単純に前モデル対比で分かりやすいと思います。そして広角に関してOppoはSonyと共同開発したとしている1/1.28インチのLYT-828を採用しています。

前モデルは2層トランジスタに対応した1/1.4インチのLYT-T808を採用していましたが実際にどの程度改善しているかは正直試してみないと分からないとはいえダイナミックレンジが改善されたことをアピールしています。

より現実寄りの色味に。

また個人的には加工感があまり強いのは好きではないからこハッセルブラッドナチュラルトーンがかなり気になるという感じでOppoによると豊かなトーンディテールと肌色の極めて正確な再現性などフィルムのような精緻でリアルな色彩を写真に提供するとしているので非常に楽しみです。

あとは自分の周りでは評判が良かっハッセルブラッドマスターモードも健在という感じです。個人的にはマスターモードの色味でポートレートモードでも使いたかったので対応しているなら神です。

少なくともスペックでみる限り望遠はvivo X300 Proには及ばない可能性があるかなと思います。一方でvivoやXiaomiの加工感が強めの写真が好きじゃない人にとっては有力な選択肢になるのかなと思います。

何より前モデルの時点でUltraには及ばないものの卒なく撮れていたからこそ非常に楽しみです。

抜群の安定。

最後に4つ目としてDimensity9500を搭載したことで安定性がより底上げされた可能性があります。最初のバッテリーの部分と重複する部分もありますが前モデルの安定性は個人的にピカイチでした。

個人的にはゲームパフォーマンスを求めていないことからもバランスモードでも十分でした。そしてバランスモードでベンチマークを計測してみても気持ち悪いくらい発熱しなかった感じです。

不安な部分も。

だからこそDimensity9500を搭載したOppo Find X9 Proのチューニングに期待したいところです。一方でvivo X300 Proを使っていてちょっと不安な面もありvivo X200 Pro対比でみれば同じ負荷をかけた場合に明らかに発熱しやすくなっているのでパフォーマンスが向上した分暴れん坊に感じます。

Oppo Find X9 Proではどうなっているか不明ですが最新SoCだから安心という感じでもないです。少なくとも前シリーズで見ればSnapdragonを搭載したOppo Find X8 Ultraは暴れん坊でした。

なのでDimensityを搭載しているOppo Find X9 Proの方がまだ安定性は期待できるかなと思います。これで安定しているのであればOppo Find X9 UltraもDimensityを搭載してほしいくらいです。

まとめ。

今回はいよいよグローバル市場で発表されたのでOppo Find X9 Proが欲しい理由について主観的にまとめてみましたがあとは国内での展開がどうなるのか非常に気になるところです。

個人的にはおサイフケータイなどローカライズは不十分でもいいので早く出してほしいところです。ただグローバル発表に合わせてOppo Japanの動きがないことからもおサイフケータイに対応してOppo Find X9を国内発売という流れになる可能性がありOppo Find X9 Proは展開なしになる可能性もあります。

今回もまめこさんにお願いしており手元に届き次第レビューを作りたいと思います。

最新情報をチェックしよう!