確かな疑問。Xperia 10Ⅶは結局長く快適に使うことができるのか

割と市場からの評価が高い印象を受けるXperia 10Ⅶですが、オタク目線でみるとネックになってくるのはSnapdragon 6 Gen 3を搭載していることです。ただ実際に使ってみるとイメージしていたよりはかなり使いやすくなっていることに違いはないです。

今回YouTubeにおいてXperia 10ⅦとSoCについてコメントを頂いたので簡単にまとめたいと思います。

長く快適に使えるのか。

まず今回以下のようなコメントを頂きました。

皆さん、本当にスナドラ6で4〜5年まともに使えると思ってるんですか!? 『今』は5ⅱと同等に使えても4〜5年後に日常使いでも もっさりするのではないかと思っているので自分は出ないと言われても5シリーズの新型を待ち続けます。

これを批判するなら、「では、10ⅱ(SD665)は今もまともに使えるんですか」と問いたい。

Xperia 10Ⅶでサポート期間が最大6年になったことからも、一つの疑問として「長く快適に使えるのか」という疑問が出てくるのは当たり前だと思います。ただ言ってしまえば最新のフラグシップ向けSoCを搭載しているからといって5年後に快適とは断言することは出来ません。

少なくともvivoでみるとOriginOS 6で初めて5年間はスムーズなモーションを提供をすることを明らかにしています。なので快適に使えるかどうかの一つにSoCがあるだけで、めっちゃいいSoCを搭載した機種を買ったから長期間快適に使えるとは断言できないことなります。

また動作がもっさりしてくる要素としてOSの肥大化とストレージの劣化が主な原因との指摘もあります。

快適も結局は主観。

一方で「快適」に関しても結局は主観で、例えば毎年最新機種に買い替えるようなユーザーが、Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載機種を5年も使うとなれば快適かどうかは別の話で、多くのユーザーにとっては自分の求めることをそつなくこなしてくれるかが重要なのかなと思います。

日本で一番売れている車はN-BOXでN-BOXに乗っている人でエンジンの型式を言える人は極々少数派ですが、燃費がどれくらいかはほとんどの人が知っているのに似ています。 高速道路の合流加速は物足りないけど、普段高速使わないし、荷物がたくさん載って小回りがきく、デザインがかわいい、などの理由で売れています。 

N-BOXは200万円を超える車ですが、それでもエンジンを気にして買う人は少ないと思います。一方でXperia 10Ⅶは10万円以下のスマホなので一般層からすればSoCがどうこうとか気にする可能性はもっと低い可能性があると別の方からコメントを頂きました。

SamsungやGoogleを見ても7年間修理なしで使うことを目標にしているのではなく、ユーザーに修理しやすい環境を提供することに注力している印象です。つまりアップデートサポート期間に対して最後まで快適に使えるとは想定していない可能性があります。

車もそうですが結局長く使えば部品が消耗します。車の場合は安全のためとはいえ車検があるので消耗している部品は半ば強制的に変更されるので快適を維持しやすいですがスマホの場合は自己判断になります。

ただ今までは最大4年だったのが6年にサポート期間が伸びたのプラスで、ここはユーザー側がどうこうできる部分ではない。そのため「セキュリティ」という面でもXperia 10Ⅶは今までより長く快適に使えることに違いはないのかなと思います。

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