特段サプライズはなかったXperia 10Ⅶですが、デザインが刷新されたことが良かったのか市場の反応は上々という印象です。今回Sony StoreにおいてXperia 10Ⅶの納期がだいぶ伸びていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
納期が地味に伸びている。

先日にはSony StoreにおいてXperia 10Ⅶの「ホワイト」のみが「入荷次第出荷」になっていることが判明していました。そして執筆時点における在庫状況を確認すると以下のようになります。
| 10月25日時点 | 出荷予定 |
| ブラック | 11月15日頃 |
| ホワイト | 11月15日頃 |
| ターコイズ | 10月25日 |
前回見た時と比較すると「ホワイト」は地味に改善しましたが「ブラック」は悪化した感じです。また在庫状況だけでみれば「ターコイズ」が最も人気がないのかなと思います。
正直Xperia 10シリーズの直販版は安くしない限り見向きもされないというイメージでしたが、Xperia 10Ⅶに関しては地味に売れている印象で、一般層の中でもオタクよりの人が興味を持つ機種になったのかなと思います。
売れる理由。

もちろん中華系など他社の機種と比較するとXperia 10Ⅶのコスパがいいとは言えないかもしれません。少なくとも「スペック」では見劣りするのかなと思います。一方で実際に使った感じだと120Hz表示に対応したのは非常に大きい。
もちろんハイエンドモデルと比較すれば物足りないですが歴代Xperia 10シリーズと比較するとだいぶ動作性が安定した印象です。さらにスピーカーの強化に加えカメラの進化と歴代Xperia 10シリーズの中でもSonyらしさを感じられる良機種に進化したと思います。
何よりスマホとして従来より使いやすくなった上で、フラッグシップモデルには及ばないとはいえSonyらしさを感じられるからこそ、実際に使ってみると思っていたよりはいいと感じるユーザーが多いのではと思います。
もちろん売り上げという部分ではキャリアでどの程度売れているかが重要になりますが、直販版を購入するようなオタクに興味を持ってもらえるようになったのは非常に大きいのかなと思います。