新機能開発中。今後Pixelの電池持ちが地味に改善するかも

Google Tensor G5で期待されたことの一つはGoogle Pixel 10シリーズでの電池持ちの改善。実際に使っていると、少なくとも自分の使い方では電池持ちが僅かに改善している印象を受けますが、電池持ちが良いと言われる他社の機種には及ばないです。

また海外サイトのバッテリーテストの結果からも、連続で負荷をかける場合は大幅な悪化とユーザーの使い方によって評価が分かれる可能性。今回Android AuthorityによるとGoogle Pixelの常時表示ディスプレイが進化する可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。

現時点の問題点。

多くの機種が対応している常時表示ディスプレイですが、分かりやすいメリットとしては時間や日時に加え通知があるかどうかを一目で確認することが出来ます。ただ言ってしまえば常にディスプレイがオンになっている状態のため消費電力は増加します。

なのでメーカーは待機状態におけるリフレッシュレートを抑制したり、より輝度を抑制したりするなど消費電力を抑制することに力を入れています。

一部の携帯電話では、バッテリーを不必要に消耗することなく、一目でわかる情報を利用するために AOD をスケジュールできます。しかし、ピクセル電話にはそのようなコントロールはありません。AODは日中は常にオンまたはオフです。

そして今回の情報によるとGoogleはPixelの常時表示ディスプレイをさらに強化する可能性があるとしています。

Samsungと似た仕様になるかも。

ただ現時点では内部コードが見つかっただけで、実際にはどのような調節が可能になるのか分からないです。

しかし、潜在的な青写真については、サムスンの実装に目を向けることができます。サムスンの携帯電話は、携帯電話が顔を下にしているとき、ポケットのような暗い場所で数分間、またはユーザーが眠っていることを検出したときにディスプレイを無効にする「自動」AODオプションを提供します。Googleが同じトリガーを採用するかどうかは不明ですが、同様になる可能性もあります。

もちろん常時表示ディスプレイがより効率的になったからといって電池持ちが大幅に改善するわけではありません。ただ今回のような細かいことを積み重ねていけば電池持ちは徐々に安定していくのかなと思います。

何よりGoogle Tensor G5をみる限り大型コアは地味に古いので、出来るだけ最新にした上で最適化を優先した方が電池持ちは分かりやすく改善するのかなとも思っちゃいます。

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