ここ数年でみるとSamsungは以前ほどではないにしろ革新性に積極的になってきた印象を受けます。昨年でみればGalaxy Z Fold Special Editionで今年でみれば三つ折り機種など時間がかかりますが先に市場テストをした上で翌年にレギュラー化するという流れです。
今回AndroidHeadlinesがGalaxy S26シリーズのほぼ確定的なデザインを公開したことが判明したのでまとめたいと思います。
Galaxy S26 Pro
まずGalaxy S26シリーズの特徴としてはラインナップの変更と命名規則の変更になります。その上でハイエンドコンパクトモデルであるGalaxy S26 Proから確認していきたいと思います。
まず本体上部を確認するとマイクにアンテナスリットで本体左側面は特段何もありません。そして本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンを搭載しており現行モデルと違いはないです。
最後に本体下部を確認するとUSB-CにマイクにスピーカーグリルにSIMトレイとお馴染みです。サイドフレームはフラット形状で現行モデルと同じであればアルミかつマット仕上げを継続かもしれません。
そしてフロント部分を確認するとパンチホールデザインでベゼルは僅かにスリム化されている可能性もあります。バックパネルを確認するとフラット形状でおそらくマット仕上げが継続採用される可能性があります。
そして分かりやすい違いとしてはカメラデザインで垂直型自体は現行モデルと違いはありません。ただ現行モデルはカメラリングを強調するようなデザインに対してGalaxy S26 ProはGalaxy Z Fold7のようなカメラデザインになっておりカメラの台座部分が久しぶりに復活することになります。
そして本体サイズを確認すると縦幅が2mmに横幅が1mm大型化していますがざっくりと2mm薄型化しています。
Galaxy S25 | Galaxy S26 Pro | |
本体サイズ | 146.9×70.5×7.2mm | 149.3×71.4×6.96mm |
重さ | 162g | ? |
ディスプレイサイズ | 6.2インチ | 6.3インチ |
単純に薄型化した分本体は軽量化される可能性がありますが残念なことに現時点で情報はないです。
一部スペックが判明。
また一部スペックを確認すると筐体サイズの大型化とベゼルのスリム化でディスプレイサイズが僅かに大型化する可能性がありiPhone 17やPixel 10と同じく6.3インチになるのかもしれません。
そしてバッテリー容量は現行モデルの4000mAhから4300mAhに増えると予測されています。直近の情報をみる限りシリコンカーボンバッテリーを採用せずセル密度を強化したとの予測です。
何よりSamsungはGoogleやAppleのコンパクトハイエンドモデルを意識して命名規則を変更したのか不明でGalaxy S25の後継機種扱いなのかProにふさわしい強化があるのか気になるところです。
ちなみに直近の情報をみる限りGalaxy S26 Proとは別にGalaxy S26は存在していないとの予測もありますが開発を再開したとの話もあります。現時点でカメラに関する情報がないため何ともですがProに相応しく望遠の強化に期待したいです。
Galaxy S26 Edge
そして次にGalaxy S26 Edgeを確認していきたいと思いますが従来のPlusモデルは廃止になると予測されています。少なくともリーク通りであれば今後数年はEdgeモデルがレギュラー化する可能性があると言われています。
その上で本体の上部を確認するとマイクにアンテナスリットで本体左側面は特段何もありません。そして本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンとGalaxy S26と全く一緒です。
最後に本体下部を確認するとマイクにUSB-Cにスピーカーグリルはお馴染みですがSIMトレイを確認することが出来ず本体の薄型化を優先した結果eSIM専用になった可能性もあります。
ただ不確定要素がある場合レンダリング画像に反映させないことを明らかにしており情報源が入手したCADがeSIM専用というだけでグローバル市場で統一されているかは現時点で不明です。
そしてサイドフレームはフラット形状ですが耐久性を担保するためにチタンを継続するのか不明です。
フロント部分を確認するとパンチホールデザインに加えベゼルはかなりスリムでスッキリです。そして大きな変更点としてはカメラデザインでカメラの配置自体は現行モデルと同じ垂直型を採用しています。
ただカメラの台座部分がiPhone 17 Proシリーズのように本体右端まで拡大されています。単純に考えれば内部スペースを確保するためにこのようなデザインを採用するしかなかったのかもしれません。
何よりiPhoneがこのデザインを採用したことで今後同様のデザインを採用する機種が増えるかもしれません。そして本体サイズを確認すると筐体サイズはほぼ一緒ですが現行モデル対比で0.3mm薄型化しています。
S25 Edge | S26 Edge | |
本体サイズ | 158.2×75.7×5.8mm | 158.4×75.7×5.5mm |
重さ | 163g | ? |
ディスプレイサイズ | 6.7インチ | 6.7インチ |
ちなみにGalaxy S26 Edgeはカメラバンプ込みで10.8mmになると予測されていますが現行モデルはガラスフィルム込みの実測値で10.5mmなので結局は現行モデルより分厚くなるかもしれません。
また現時点で本体の重さは不明ですがカメラバンプの増加を考えると163g前後の可能性があります。その他筐体サイズがほぼ一緒であることを考えるとディスプレイサイズは6.7インチの可能性が高いです。
一部スペックを確認。
またカメラに関する情報はないですが現行モデルとセンサーが全く一緒でも不思議ではないです。おそらく200MPの高画素を活かした4倍のロスレスズームに対応してくる可能性があると思います。
またバッテリー容量が現行モデルの3900mAhから増えて4200mAhになると予測されています。ちなみに容量でみると少なく見えますがリーカーによると現状世界トップクラスのセル密度になると予測されています。
そのため単純にシリコンカーボンバッテリーを搭載したとしても大して容量は変わらないことになります。何よりAppleがiPhone Airを出したことで薄型化に特化した機種の注目度は高くなりました。
ただGalaxy S25 Edgeは決して売れているという状況ではないのでユーザーの反応が楽しみです。また国内では長らくPlusが販売されてきませんでしたがGalaxy S26 Edgeは扱うのか気になります。
Galaxy S26 Ultra
そして最上位モデルとなるGalaxy S26 Ultraですが命名規則やラインナップの変更はないです。本体上部を確認するとマイクにアンテナスリットくらいで本体左側面は特段何もありません。
そして本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンとGalaxy S26と全く一緒です。最後に本体下部を確認するとUSB-CにスピーカーグリルにSIMトレイにS-Penと特段変更はありません。
サイドフレームはフラット形状ですが現行モデルと同じくチタンを採用するのか詳細は不明です。
フロント部分を確認するとパンチホールデザインは一緒ですがベゼルがスリム化との話です。そして大きな変更点としてはカメラでGalaxy S26と同じくカメラに台座部分が追加されたことです。
ただ現行モデルのようにカメラリングは強調されておらず全体的にスッキリした印象を受けます。次に本体サイズを確認すると横幅はほぼ一緒ですが縦幅が僅かに大型化した上で0.3mm薄型化しています。
S25 Ultra | S26 Ultra | |
本体サイズ | 162.8×77.6×8.2mm | 163.4×77.9×7.9mm |
重さ | 218g | 217g |
ディスプレイサイズ | 6.9インチ | 6.9インチ |
また薄型化が大きく貢献しているのか本体の重さは217gと現行モデルより1g軽量化されます。そして薄型化の部分で気になったのが0.3mmという数字でS-Pen用のデジタイザーと同じ厚みです。
今回のレンダリング画像をみる限りS-Pen自体は内蔵しているみたいですが従来と同じ仕様とは限らずS-Pen自体にバッテリーを内蔵することでデジタイザーをカットできた可能性もあります。
ちなみにGalaxy S26 Ultraはカメラバンプ込みの厚みが12.5mmとPixel 10よりあります。何よりカメラバンプは4mm以上となっているのでトータルでみれば決して薄いとは言えないです。
一部スペックを確認。
そして一部スペックを確認していきたいと思いますがディスプレイサイズは現行モデルと一緒と予測されています。一方でディスプレイには新機能が実装されており覗き込み防止機能が実装されるとの予測です。
またディスプレイ輝度も強化されると言われていますが現時点で詳細は分かっていません。バッテリーに関しては現行モデルと同じく5000mAhと予測されていますが有線は60Wに強化されると言われています。
Galaxy S20 Ultraの頃から45Wだったと思うので最大値が強化されるのはかなり久しぶりです。そしてカメラに関してハード自体は光学3倍に対応したセンサーが刷新されると予測されています。
一方で全体的にみるとレンズ構成の変更で広角と光学5倍の望遠はF値の変更でより明るく撮れる可能性があります。結局レンズ構成の変更からもカメラコンポーネントの厚みが増してカメラバンプが悪化との話です。
シリーズ共通のスペック。
そして最後にGalaxy S26シリーズ共通で対応していることを確認していきたいと思います。まず一つめとしてはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載している可能性が高くGalaxyの場合はオーバークロック版となるfor Galaxyの可能性が高いですがGalaxy S26 Ultraは微妙です。
従来GalaxyのUltraモデルは販売地域関係なくSnapdragonを採用することでほとんどでした。ただ直近の情報をみるとGalaxy S26 Ultraは販売地域関係なくExynos2600を搭載すると予測されています。
それだけExynos2600の完成度が高いことに加えSnapdragon 8 Elite Gen 5のコストがかなり高い可能性もあります。とはいえ毎年のようにExynosを採用するかとの話が出てきても歩留率を改善出来ずスキップすることが多いです。
何よりまもなく大量生産を開始する時期だからこそ半導体部門が上手く製造出来ているかどうか気になるところです。
Qi2に正規対応。
そして2つ目としてiPhone 17シリーズやPixel 10シリーズのようにQi2に正規対応との予測です。
充電プロファイル的に見ればGalaxy S25シリーズの時点でQi2に対応していますが本体にマグネットを内蔵していないことからQi2のロゴを使うことが出来ませんでしたが後継機種ではようやく対応すると言われており最大のネックになっていたのがS-Penのデジタイザーとの話です。
デジタイザーがQi2用のマグネットの影響を受けてまともに動作しなくなる可能性があると言われています。仮に事前情報通りであればGalaxy S26 UltraのS-Penは従来と仕様が変わる可能性が高いです。
まとめ。
今回はGalaxy S26シリーズのほぼ確定的なデザインが判明したので簡単にまとめてみました。少なくともスペックでみると順当なマイナーアップデートでGalaxy AIがメインの進化になるのかもしれません。
またデザインもより洗練された上でざっくりと薄型化/軽量化が一つの特徴になるのかもしれません。Galaxy S25シリーズは国内での売れ行きが非常に好調だからこそGalaxy S26シリーズでどうなるのか楽しみです。