先日国内で発売されたiPhone Airを見ると本体をいくら薄くしてもカメラバンプがひどければ意味がないとの声。これは本体の薄型化に力を入れている折畳式機種に関しても同様なのかなと思います。
今回YouTubeにおいてGalaxy Z Fold7はケースありきで使うべき機種だとコメントを頂いたので簡単にまとめたいと思います。
薄型化によるデメリット。
Galaxy Z Fold7の大きな特徴としては薄型化/軽量化で本体を閉じた時の厚みは8.9mmと世界トップクラスで、本体の重さは215gと現状ブック型では最も軽い折畳式機種となっています。
一方で薄型化による弊害の一つめとして本体を開く際に本体が薄すぎて滑ってしまうことです。ちなみにサイドフレーム部分に滑り止め防止のシールを貼っているユーザーもいるくらいです。
そして2つ目としてはカメラバンプで本体を開いた時の厚みよりカメラバンプの方が厚みがあり、結局カメラバンプ込みでみると決して薄いとは言えないです。またカメラバンプが派手なのでテーブルに置いた時に左右にガタガタしてしまうこと。
これは本体を開いた時も一緒で、仮にS-Penに対応していたとしても快適に描けたのか疑問です。そして3つ目としては平台の充電器だとカメラバンプのせいで位置ずれが発生してしまう可能性があることです。
失敗なのでは?
少なくともデメリットがない機種なんて存在しないので、ユーザーとしてはデメリットをどう許容するかが重要だと思います。その中でGalaxy Z Fold7のデメリットへの対処方法としてケースでカバーすることは全然ありだと思います。
一方で今回以下のようなコメントを頂きました。
Zfrld7はケース有りで使う機種だと思いますよ。 ケース付ければガジェキチさんの言うようなデメリットは無くなりました。
個人的に気になった部分としては「ケースありで使う機種である」と認識していることです。つまりケースなしで使う場合に関してデザインと実用性の部分が破綻していると捉えることも出来ます。
これはGalaxyに限った話ではないですが、薄型化に固執した結果実用性が下がるのは本末転倒なのかもしれません。中華系の折畳式機種はサークル型なので意外にも安定しており、Pixelに関しても配慮されているのでほとんどガタガタしないです。
カメラバンプがあることは仕方ないですが、カメラデザインは見直す必要があるのかなと思っており、ユーザーにケースありで使う機種だと思わせないようにすることは今後重要になってくるのかなと思います。